コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURL SEO対策

コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURL SEO対策

Googleスターターガイドに沿って、Googleに評価されるためのサイトについてご紹介しています。

今回はサイトの階層を整理する「ユーザーにとってシンプルなナビゲーション ページを作成する」についてご紹介します。

まずはURLを意識してみる

パソコンにあまり強くないユーザーは意識しない、ホームページのURL。

実はSEOに影響するのをご存知でしたでしょうか?

まず、URLを見ると、ユーザーが今どこにいるのか、何のページを見ているのかわかります。

例えば以下のようなURLは悪い例です

https://hogehoge.com/dir/2/12345
→URLの後半が数字などばかりでURLだけではどんなページなのかわかりません。

次に良い例をご紹介します。

https://hogehoge.com/ikkodate/tokyo/Itabashi/detail=12345
→URLだけで、一戸建て、東京、板橋ということがわかります。(ちなみにdetailは物件詳細のことを示しています。)

ユーザーにとってもGoogleにとっても、意味のある単語でURLを作るとページのコンテンツをわかりやすく伝えることができます。

URLは検索結果にも表示される

このURL、検索結果に表示されるのをご存知でしょうか?


ITに詳しいユーザーはこのURLを見てそのページに入るかどうか、判断する場合があります。

また、GoogleもこのURLを読み取って何のページなのか、評価の判断材料に加えます。

そのため、できるだけ単語を用いたURLを設計するようにしましょう。

意識しすぎてしまう、ダメなURLの例

ただ、あまりに長いURLだと、不要に長いと判断され、Googleに評価されないことになるのでほどよくURLでわかるようにしましょう。

ダメな例1 ディレクトリ名が長すぎる
(※ディレクトリは以下の例で言うと、.com以下の/から始まる情報)

https://hogehoge.com/garally/nisetaijutaku-tsuikyakuryokukoumuten-nisetainitsuyoi/nisetaijutaku/case=12345
※「nisetaijutaku-tsuikyakuryokukoumuten-nisetainitsuyoi」は不要に長いディレクトリ名

ダメな例2 階層が深すぎるURL

ユーザーが欲しい情報をさがすために時間がかかるため、利便性を損なうサイトと判断されます。
https://hogehoge.com/garally1/garally2/garally3/nisetaijutaku1/nisetaijutaku2/case/case1/case2/case3/case4/case=12345
※「/」が沢山あると、階層が深いと判断されて利便性が良くないサイトと判断される

リニューアルした後のURLに注意

ホームページをリニューアルすると、URLが変わることがあります。

例) ある施工事例の詳細ページのURL
旧サイト https://hogehoge.com/jirei/nisetai/case=1
新サイト https://hogehoge.com/garalley/nisetaijutaku/detail=1

このままにしておくと同じ詳細ページが2つのURLを持っているとGoogleが認識し、コンテンツの評価が分散することになります。

それはもったいないことですので、旧サイトのページURLの評価は新サイトのそれと合体して評価されるようにGoogleに指示しましょう。

具体的な方法としては、専門的となりますが、301リダイレクト、カノニカルタグの設置を設置して新サイトのページURLがメインであることをGoogleに伝えます。

どうやってURLを変えればいい?

URLの生成ルールは、制作会社、開発会社が決めていますので、彼らに相談するとよいでしょう。

ただ、生成ルールを変更することは、かなりの労力がかかるため、これもホームページリニューアルの際に同時に実施するほうがよいでしょう。

それまでにどんなURL構造にするのか、草案を作っておくことをお勧めします。

なお、日本語URLは、WEB言語に変換されると文字化けのような形になるので、あまりお勧めしません。(このページの一番上の画像は悪い例です…)