構造化マークアップで検索結果をリッチに -SEO対策-
Googleスターターガイドに沿って、Googleに評価されるためのサイトについてご紹介しています。
過去の記事はコチラ
2回目 Googleに認知された後は、認識してもらおう。まずはタイトルから
3回目 Googleにページの内容を伝えるmeta descriptionを使用しよう
今回は「構造化データ マークアップを追加する」についてご紹介します。
構造化マークアップとは
いよいよ難しい専門用語が出てきてしまいました。
ひとことで言うと、Googleにページの属性を伝えることを構造化マークアップと言います。
GoogleはHP全体はもちろん、ページをそれぞれ評価します。
ただ、ページにGoogleに認識してもらいたい情報がすべて組み込まれているかというと、そうではないことが多い。
というのは、ページは人間向けに作られ、人間は背景とか文脈を読み取ることができるので、省略されている情報があるからです。
例えば、ある注文住宅のサイトでランディングページを新しく制作した場合。
HPからリンクして遷移すれば、同一の注文住宅の会社と人間は理解できますが、GoogleはLPに会社名を表記しておかないと所有者が誰なのか認識できません。
一例としてご紹介しましたが、ユーザーには見えないけれどもGoogleが正しく情報を認識できるよう、情報を記載することを構造化マークアップと呼んでいます。
※あくまでわかりやすさを重視しているため、正確性は担保していないことをあらかじめご了承ください。
構造化マークアップのメリットは検索結果をリッチに表示できる
構造化マークアップすることで、検索結果で貴社のページの見え方をリッチにすることができます。(リッチスニペットと呼んでいます。)
タイトル以外に、テキストでサイトリンクが表示されています。
企業側からすればなんだか得した気分になりますよね。
これは一例で他にも様々な情報を検索結果に表記することができます。
不動産・住宅業界では、サイトリンク、検索ボックス、評価・クチコミ、イベントなどのコンテンツタイプで構造化マークアップすることが有効でしょう。
ユーザーは検索結果からたくさん情報があるHPをまず見てみようという心理が働きます。
結果としてクリックを集めることができ、間接的にSEO効果が期待できます。
構造化マークアップはどうやってやる?
検索結果をリッチにできるのであれば、スグやりたい!
どうやって構造化マークアップすればいいの?
具体的な方法をご紹介したいところなのですが、専門的な用語の理解や操作が必要となってくるため、ここでは割愛させていただきます。
ツールを2つ紹介しますが、実装するには制作会社・開発会社の協力が必須なので、ご自身で実装することは控えるようにしてください。
構造化データ マークアップ支援ツール
ページを構造化データに落とし込むためのツールです。構造化データマークアップのためのソースコードを作成してくれます。
https://www.google.com/webmasters/markup-helper/u/0/
構造化データテストツール
https://search.google.com/structured-data/testing-tool/u/0/?hl=ja
ページの構造化データマークアップの文法・表現方法にエラーがないかチェックしてくれます。
いずれも専門的な用語で結果が表現されるため、ご自身で理解するというよりは制作会社・開発会社のためのツールです。
データハイライターという代替手段も
構造化データマークアップよりも、少しだけ専門性が低い方法としてデータハイライターを使って構造化マークアップを実装する方法があります。
データハイライターはGoogleConsoleを利用していればどなたでも利用できる機能です。
ただ、こちらもある程度の専門性を要求されますので、活用する場合には勉強していただくか、制作会社・開発会社に任せるのがよいでしょう。
実装のタイミングはHPのリニューアルの時
データハイライターを使えば、一定形式のページであれば構造化マークアップを実現できます。た
だ、この方法でマークアップできるのは一定のページコンテンツのタイプ(記事やイベント)のみ。手作業で行えば、多くのタイプのマークアップが可能になります。
そのため、構造化マークアップを網羅するタイミングはこれまでの施策と同様、ページの全面リニューアルのタイミングが良いでしょう。
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