見出しタグを使用して重要なテキストを強調しよう‐SEO対策‐

見出しタグを使用して重要なテキストを強調しよう‐SEO対策‐

Googleスターターガイドに沿って、Googleに評価されるためのサイトについてご紹介しています。

1回目 貴社のHP、Googleに正しく認識されていますか?

2回目 Googleに認知された後は、認識してもらおう。まずはタイトルから

3回目 Googleにページの内容を伝えるmeta descriptionを使用しよう

今回は、「見出しタグを使用して重要なテキストを強調する」をご紹介します。

見出しは本の目次と同じ

見出しは、皆さんも日ごろから目にしています。

文章の段落の上にある太文字で表記されている文字のことです。

この文章で言えば「見出しは本の目次と同じ」が見出しです。

例えば、観光地に新しくできた甘味処で言えば、旅行ガイドの方にお店のことを資料で伝えるにはどんな資料をつくるでしょうか?

多くの場合、お店についての情報をいくつかにまとめ、その上に見出しをつける、という資料を提供すると思います。

もなか ←ここが見出し

もなか
栗もなか
バニラアイスもなか
黒糖アイスもなか

あんみつ ←ここが見出し

黒糖あんみつ
クリームあんみつ
白玉あんみつ
白玉クリームあんみつ
抹茶クリームあんみつ

見出しを見れば、どんなメニューがあるのか、その種類がすぐにわかりますよね。

この見出しはページを見るユーザーにとっても重要です。

見出しが無いと、すべての文章を読まないとどんなことが書いてあるのかわかりません。

短い文章であればいいですが、長い文章だと読むのがおっくうになり、読まれない可能性が高くなってしまいます。

一方、うまく見出しをつければ、ユーザーがページを最後まで読むための道しるべになります。

ユーザーは見出しを見て、気になる段落だけ読むことができるので、直帰率が下がり、HPの滞在時間が長くなります。

結果として、Google良サイトと判断されてSEO効果がアップすることに結びつきます。

機械語では<hタグ>で見出しテキストを囲む

機械語では<hタグ>で囲まれた情報を見出しとして認識します。

いつものように、ページを開いて右クリック→ページのソースコードを見てみましょう。

「h」と「/h」で囲まれたのが見出しと認識されます。

hの隣に数字があります。上記の例ではh1となっています。他にもh2、h3と別の数字で囲まれているのも見出しです。

数字は何を意味しているのかというと、見出しの階層を示しています。

そして、Googleは見出しの階層化(構造化)を推奨しています。

実際の階層化の例を見てみましょう。

甘味処の見出しの階層例
H1 甘味処
 H2 もなか
  H3 普通のもなか
  H3 プリンもなか
  H3 塩キャラメルもなか
 H2 あんみつ
  H3 普通のあんみつ
  H3 黒糖クリームあんみつ
  H3 白玉キャラメルあんみつ

階層をしっかりと作ると、ユーザーにとっても、Googleにとってもわかりやすい文章構造になります。

見出しを付けるときに注意すること

見出しをつけましょう、と言っても自由勝手につけてしまうと、ユーザーもGoogleも文章の構造を把握できません。

どんなことをやってはいけないか、Googleが例を出してくれていますので、ご紹介します。

1 SEOのためだけに、見出しを付けてはいけない

×
見出し:浦和の新築戸建て、中古戸建て情報
本文:ローン情報


見出し:浦和の新築戸建て、中古戸建て
本文:浦和の新築戸建て、中古戸建の一覧

2 本文中にhタグをつけてはいけない


× 本文中の上位にしたいキーワードにhタグをつける
この不動産はとても希少でめったに市場に出てきません。

〇 本文中の強調はストロングタグ
この不動産はとても希少でめったに市場に出てきません。

3 見出しは適量、適切な長さにする

× 1000文字の文章で、hタグが50個

〇 1000文字の文章で、hタグが10個
 ※文章の内容により目安は変動します。

× 船橋の新築戸建てならこの物件をぜひご覧ください。3,780万円で100平米超、駅徒歩12分というめったに出ない物件です。

〇 船橋の新築戸建て|3,780万円、100平米、駅徒歩12分|

GoogleのSEOスターターガイドには紹介されていませんでしたが、見出しは個別に設定する(同じものは使わない)、h1タグはページに1つだけ設定する、ということも注意してください。

見出しを変更するにはどうしたらいい?

タイトルやdescriptionと同じく、制作会社に依頼する必要があるので、サイトをリニューアルするときがオススメです。

そのときまでに、どのようなルールでhタグを設定するのか、ルールを決めておくとよいでしょう。

なお、SEOのためにと難しく考える必要はなく、ユーザーがページをサッとみてわかりやすいように見出しを設定すれば、SEOにおいても大きな間違いはありませんのでご安心ください。