リンクを上手に使う SEO対策

リンクを上手に使う SEO対策

今回は、内部リンクをサイトに張り巡らせることで、SEO効果を高める方法をご紹介します。

内部テキストリンクとは?

例えば、注文住宅のサイトであれば、用語集というページを用意しておきます。

そして、それとは別に「弊社の建築工法について」という紹介ページで「2×4工法」という文言を入れる時に、「2×4工法」というテキストにリンクを設定し、それをクリックすると用語集に飛ぶ、という動きをできるようにするのが内部リンクです。

表示としては以下のような形です。

例)内部テキストリンクの表示

弊社は耐震性、気密性の高い2×4工法で、お客様の理想を叶えるとともに安全で安心な住まいを建てています。

できるだけ、こうしたテキストリンクを入れたほうが、ユーザーが良くわからない単語や、気になる単語があった場合に、スグに参照することができます。

リンクを設定しない場合、Googleの検索ボックスでわざわざコピーして貼り付けて調べるという動作が発生するので、それを避けるためにもできるだけ内部テキストリンクは設定しておいた方が良いでしょう。

内部リンクはGoogleのクローラビリティも高める

Googleにとっても、内部テキストリンクが多く設定しているサイトであれば、クローラーがページ移動をしやすくなり(クローラビリティが高くなる)、もれなくページを認識してもらえるとともに、クローラーに優しいサイトとしても評価されます。

こちらはSUUMOのホームページのフッターの画像です。
様々なテキストリンクを設置しますが、ユーザーのほとんどは気づいていないでしょう。
SEOの内部リンクを目的として設置している可能性が高いです。

普通の事業会社はどうすればいい?

売買仲介業の場合は、ブログページに新着物件を紹介している会社も多いと思います。

その場合には、物件紹介する際に市区町村名、駅名を記述しているでしょう。

その時に市区町村名、駅名にテキストリンクを設定し、新築戸建てで該当する市区町村、駅名の物件一覧ページに飛ばすなどが考えられます。


なお、テキストリンクを超えて、画像などとも組み合わせて、

・その他のおすすめ物件
・テーマが近い施工事例
・他の人はこんなページも見ています
・ランキング

へのリンクを設定することは内部リンクとして効果的です。

上記はSUUMOの注文住宅のある会社の詳細を閲覧したときに、ページ下部に出てくる「この会社を見た人が他に見ている会社」という部分です。

ここが他のページへの内部リンクとして機能するわけですね。

このように、あくまでもユーザーが興味を持ってクリックしたくなるようなテキストリンクを設置するようにしてくださいね。

外部リンクについて

外部リンクはご存知の方も多いと思いますが、外部リンクを購入することはペナルティを課される可能性が高いので止めておきましょう。

外部リンクとして有効なのは自然発生的に発生するものです。

SEO会社などがよかれと思ってつけている可能性もありますので、外部リンク対策は行わないことをお伝えするようにしてください。

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2回目 Googleに認知された後は、認識してもらおう。まずはタイトルから

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10回目 サイトの専門性を高めよう E-A-Tその1 SEO対策

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