Googleにページの内容を伝えるmeta descriptionを使用しよう
Googleスターターガイドに沿って、Googleに評価されるためのサイトについてご紹介しています。
1回目 貴社のHP、Googleに正しく認識されていますか?
2回目 Googleに認知された後は、認識してもらおう。まずはタイトルから
今回は前回のタイトルに続いて、ページ内容の要約をGoogleに認識してもらう方法、「『description』メタタグを使用する」をご紹介します。
まずは、descriptionを見てみましょう。
タイトルの時に引き続き、GoogleChromeで貴社のHPを開き、右クリック→「ページのソースを表示」をクリックします。
ソースコードが表示されますので、ここで「descripsion」という言葉でページ検索してみましょう。
私の前回のタイトルの記事の場合、
meta name=”description” content=”Googleに正しく認識してもらう方法の1つはタイトルを正しく設定することである。タイトルとコンテンツを一致させる、ページ毎に固有なタイトルをつける、簡潔でわかりやすいタイトルをつける。ユーザーに検索してもらいたいキーワードを入れることも大切。”
がヒットします。
content=の後に設定されている文章がGoogleにページの要約を伝えるためのdescriptionです。
この文言は検索結果にも表示される場合があります。
青い文字の下に黒い字(スニペットと言います)で説明文が表示されます。
ここにdescriptionで登録した文章が利用される場合があります。
なぜGoogleはdescriptionの文章を利用するのか?
Googleは検索するユーザーの意図にできるだけ正確に応えることを目標にしています。具体的にはユーザーの検索意図を理解し、莫大な情報の中から最適と想定される検索結果を提供しています。
しかし、いくらGoogleでも完璧にユーザーの意図を理解し、結果を提供することは難しい。
そこで、検索結果の一覧でページ説明を表示し、ユーザー自身が判断できるようにしているのです。
通常はGoogleが自動的に作成しますが、descriptionの文章がより適切だと判断した場合にdescriptionの文章をスニペットとして表示させています。
descriptionの適切な設定方法
それではdescriptionの文章はどのように作ればよいのでしょうか?
2.1 ページの内容を正確に要約する
タイトルと同様、ページの内容を反映した説明文を記入するようにしましょう。
そして、一般的な説明ではなく、できるだけそのページ独自の説明をします。
ページの内容:追客工務店で二世帯住宅を建築した施主の声を紹介し、失敗しない建て方を紹介
description:
× 住宅建築のポイント
△ 二世帯住宅にまつわる失敗から、失敗しないためのプランの作り方 (一般的な内容なため△としています)
〇 追客力工務店で二世帯住宅を建築した施主が伝える、失敗しないプランの作り方
2.2 ページごとに固有の説明を使用する
タイトルと同様、ページごとにオリジナルな説明をしましょう。
ごくまれに、残念なことに全ページで同じdescriptionを使用している場合があります。
description:
×
TOPページ「追客力工務店は江東区、江戸川区、葛飾区、墨田区に密着して住まいを建築・リフォームしている工務店です」
施工事例詳細ページ「追客力工務店は江東区、江戸川区、葛飾区、墨田区に密着して住まいを建築・リフォームしている工務店です」
〇
TOPページ「追客力工務店は江東区、江戸川区、葛飾区、墨田区に密着して住まいを建築・リフォームしている工務店です」
施工事例詳細ページ「A様ご家族が建築した完全分離型の二世帯住宅は、親世代を適度な距離感を保った理想的な住まいの一つです。お子様が成長したときに部屋を区切ることができるよう、子供の成長にも配慮したお住まいです」
descriptionは何文字がよい?
明確な文字数などは定められていませんが、一つの基準は120文字と言われています。
PCの検索結果に表示される説明文(スニペット)がおおよそ、その文字数。
ただ、スマートフォンだとすべて表示されませんので、できるだけ重要な情報は前半に表記しておくことが重要です。
descriptionを変更するにはどうしたらいい?
タイトルと同様、制作会社に依頼する必要があるので、サイトをリニューアルするときがオススメです。
そのときまでに、どのようなルールでdescriptionを決めるのか、作っておくとよいでしょう。
WordPressでブログを更新している場合、タイトルと同様、ブログの記事ごとにdescriptionを設定することができます。
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