不動産会社のブログにまつわる5つのあるある
こんにちは。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
先日、不動産会社の社長とお話ししていた時にブログの話になりました。
ブログは即効性はないが、書き続ければSEO効果が期待できる。
そう周りから聞いて、ブログを書いていると伺いました。
ただ、具体的に聞いてみると、もっとSEO効果が出せるのに!という話がいくつかありました。
せっかくブログを書いているのに、SEO効果をほとんど得られないような更新の仕方をするのはとてももったいない。
そこでブログにまつわる、あるあるをいくつかご紹介したいと思います。
(あくまで個人的な見解ですのでご了承ください)
え、そうなの〜?
あるある1.ブログはSEO効果が高いと聞き、2年前からアメブロ(ライブドアブログ)で社員に持ち回りで書いてもらっている。
ブログを継続して書くこと自体、素晴らしいことです。
毎日継続しているというひとは本当にすごい。素晴らしい意思をお持ちです。
ですが、残念ながら無料のブログサービスでブログを更新してもSEO効果はあまり強くありません。
というのも、無料のブログサービスでブログを更新しても、得られる効果はそこからのリンク効果くらい。
例えば、アメブロ、ライブドアブログで記事を書く。
すると、アメブロ、ライブドアというメディア内のページ数が増えることになり、自社サイトのページ数は増えません。
無料のブログサービスで更新してもSEO効果があまり強くないのはそういう理由だからです。
せっかくやるなら自社ドメインの中でブログを更新していったほうが効果は高いです。
あるある2:とにかくブログを書けばいいんでしょ?営業は書く時間がないから、事務や管理の人に日記のようなものを持ち回りで書かせている。社員の人柄もわかっていいよね。
ページ数が多くなる、という意味では◯ですが、せっかく書くなら日記ではなく本業に関わることを書かないと、SEOとしての効果は少ないです。
Googleは、ドメインごとに情報をストックしていると言いましたが、実は情報の純度というのも関係します。
Googleは検索したユーザーが求めているであろうページに優先順位をつけて表示させようとしています。
ある人が家を探そうと、検索をした。
そのとき同じ100ページあるホームページでも、不動産関連の情報が80%のものと、不動産関連の情報が30%のものとでは、Googleはどちらを優先して表示させたくなるでしょうか?
そう考えると純度という言葉を使いましたが、ブログの記事のテーマというのはきちんと絞り込まないと効果は削がれます。
あるある3:手間を省くために、テンプレートを使ってブログ記事を書いている
これは優れたやり方です。
テンプレートを用意して書いた方が間違い、漏れがなくなり、内容の品質も一定のレベルを保つことができます。
しかも早く書ける。言うことなしです。
ただ、やり過ぎには注意。
単語と画像をいくつか差し替えるだけで量産できるサイトとGoogleが判断すると、価値なしになってしまいます。
すくなくとも半分以上はオリジナルの内容を書きたいですね。
あるある4: 1記事5,000円で外注に書いてもらっているが全く順位が上がらない。効果がないんではないか?
筆無精な人が多い会社では、外注に任せるというケースがあります。
しかし、ブログはリスティング広告の等のweb広告とは違い、お金をかければ結果がある程度保証されるものではありません。
費用対効果を求めてブログを始めると、長く続きません。なぜなら、いつ結果がでるのかわからないからです。
効果が出るまでやり続ける。
これくらいの意気込みがないと、なかなか目に見える効果はでません。
あるある?5:手間を省くために他社のブログ記事をほとんどコピー&ペーストして、自社のブログに掲載している。
これはもう倫理的に問題ですが、SEO対策としても大きな問題があります。
というのは同じようなページが世の中にたくさんある場合、Googleは最初に記事を掲載したホームページに価値を置きます。
そして、その他のホームページは単にコピーしただけだろうと判断して、SEO効果をゼロに。
悪質だと判断した場合は、ペナルティを与えるケースも。
盗作は現実社会でも、またネット世界でも受け入れられませんね。
いかがでしたでしょうか?
もし、あなたが勘違いしていたり、知らない内容があれば、ぜひ頭にいれてください。
では実際にどんな記事を書いていけば良いのか。
それについては過去にこんな記事を書いているので、そちらをご覧ください。
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