不動産ネット集客のブルーオーシャン 「アプリ広告」

不動産ネット集客のブルーオーシャン 「アプリ広告」

 

先日、GoogleAdWordsのモバイル広告セミナーに参加してきました。

Google社が自社で開催している、モバイル広告の活用セミナー。

結論としては、「スマホのアプリ広告をしっかり活用しよう」です。

 

アプリ広告サンプル

 

アプリ広告で反響が2倍になった交通系企業

たとえば、ある交通系企業が、検索連動とWEBページのリスティングで反響が伸び悩んでいた。

そこでGoogleの担当から勧められ、「駅探」や「乗換案内」などの乗換用のアプリに広告を配信。

その結果、コンバージョンが2倍に増加。

そんな事例が紹介されました。

 

広告と気づいた場所は「検索エンジン」と「アプリ」がほぼ同水準

スマホ利用者が、どこで広告に気づいたかというデータがあります。

スマホユーザーが広告を発見する場所

検索エンジン < WEBサイトなの知ってました?

 

一番多いのはWEBページの57%、次に検索の42%ですが、アプリ内も39%と検索と同じ水準。

つまり、アプリを利用しているときでもユーザーはきちんと広告を見ているということです。

ですが、多くの会社はアプリへの広告は外しています。

なぜならアプリ広告は始まったばかりでクリックした人が本当に見込客になるのか?

薄い客がサイトに来て、広告費だけかかってしまうんではないか?

以上のように、半信半疑だからです。

そのため、アプリ広告は、ブルーオーシャンの状態。

 

不動産会社はほとんどアプリ広告を利用していない

不動産会社では、アプリ内に広告を出している会社はまず見かけません。

コンテンツターゲットやリマーケティングなどのディスプレイネットワーク広告ですらやっと、見かけてきた状態です。

ただ、アプリユーザーの主要層は20~40代であり、不動産会社の主要客とかぶります。

非常にもったいない状態です。

 

広告を出すアプリは選ぶ

もちろん、闇雲にアプリに配信しても意味がありません。

ゲームのアプリに不動産の広告を出しても、見込になりそうな人はほとんどいないと思います。

たとえば家計簿のアプリ。

家賃を減らしたいといったニーズを持ったユーザーに訴求できれば、アプリ広告は有効な手段になるはずです。

(※ここではあくまで例として家計簿アプリを紹介しており、効果を保証するものではありません)

 

レッドオーシャンで戦い続けるよりも、ブルーオーシャンへ歩み始めるべき

限られた予算の中で、どこに予算を配分するか。

競争の激しいところよりも、未開の新しい分野を攻略する。

攻略には時間がかかることを考慮して、少しずつでもいいので、アプリ広告に予算を投下していくことも一つの手ではないでしょうか。