みんな新しいものは好き。けど、動かないのはなぜ?

みんな新しいものは好き。けど、動かないのはなぜ?

こんにちわ。

不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。

 

弊社で新たなサービスを開発し、展開しようと動いています。

素晴らしい機能をもち、不動産会社では実績を出しているサービス。

自信があります。

これをパートナーの代理店に異業種に展開してもらっているのですが、これがなかなか売れない。

「こんなにツカエルサービスなのに、なんでみんな使わないんだろう?」

 

そう思い、代理店の方に状況を聞くことができました。

「案内した先はどこも、『このサービス、いいね!』と言ってくれる。

けれど、初めの設定をしてくれないし、なかなか、本格導入に至らない」

 

それを聞き、スマホが世に出た時のことを思い出しました。

今となっては大半の方が持ち、生活の一部になっているスマホ。

これか世に出てきたとき、誰もが凄い!と感じたはずですが、爆発的な人気にはなりませんでした。

しかし、それを覆したのがApple。

Appleはスマホで生活シーンがどう変わるかを、シンプルに、鮮やかに我々に伝えてくれました。

その結果、スマホを我々にとってなくてはならないものになったんです。

 

スマホほどのインパクトはないにせよ、弊社で開発したサービスは今までにない、新しいサービス。

今までは機能で伝えてきたけれど、間違っていたのかもしれません。

機能ではなく、このサービスでどう仕事の仕方が変わるのか、その結果どんな未来が待っているのか。

まずはそれをイメージもらうことが何よりも大切なのかもしれません。

 

どこでもドア

新しいサービスの未来はどんな世界かな?

 

そして、実はこれは不動産の現場でも、同じだと思うんです。

ほとんどの会社は、物件概要という機能を伝え、その領域で勝負しています。

一方で家を買う人はその家で住んだことはありません。

つまり、その家で生活する、人生を送るシーンを持っていない。

そんな、はじめて家を買う人に、その家で生活するシーンを生き生きと伝えることが出来ればどうなるか。

きっと「この家が欲しい!」と思ってもらえるようになるんではないでしょうか?

モノを売るのではなく、コトを売る。

不動産業界でも広がって行ってほしいと思います。