そのリスティング広告の分厚いレポート、意味ありますか?
こんにちわ。
追客力の太郎です。
先日、弊社の追客支援サービス「アポジョーズ」を使っていただいている、ある不動産会社様の事務所に伺いました。
今回は利用いただいている「アポジョーズ」というサービスではなく、リスティング広告のご相談です。
過去、自分自身でリスティング広告を代行運用し、ホームページの改善コンサルを手がけていたので、よくこのような相談を受けます。
伺うと、今のリスティング広告代理店は立派なレポートは出してくれるけれども、次の一手が出てこない、ということ。
実際にちらっとそのレポートを拝見させていただくと、本当にしっかりしたレポートです。
20枚〜30枚のレポートがあり、リスティング広告だけでなく、ある程度のアクセス解析情報もまとまっている。
私がこれまで見た限りではアクセス解析情報も一緒にまとめてあるリスティング広告レポートは初めてでしたので、網羅されています。
ただ、担当の方がおっしゃる通り、数字はとてもよくまとまっているのですが、その結果から次にどうするか、という考察・提案がありませんでした。
実はこういう状況は結構あります。
リスティング広告のレポート報告書は、不動産・住宅会社様が思う以上に作成が大変です。
なので、それを作ることに心血を注いで、次の改善提案がない、という状況に陥ります。
そんな状況を回避するために、自動でレポートを作成するサービスというのが存在します。
それこそ、20〜30ページの綺麗なレポートを出してくれるサービスです。
リスティング広告代理店からすれば、まさに神様のような存在ではないでしょうか。
でも良いことばかりでないのが世の常です。
そういったレポートは枚数がかなりあるので、どこに課題があるのか、焦点を当てるのか、そして掘り下げればいいのか見当がつかない、ということです。
ただ、不動産会社様からすると、レポートを充実させるより、次の一手、どう改善させて反響を増やすかのほうが大切です。
レポートがそうたくさんあっても次につながらなければ意味がないですね。
弊社のお客様だけでなく、「うちのリスティング広告代理店、次の提案がないなぁ・・・」と感じている不動産・住宅会社様はかなり多いようです。
私自身はリスティング広告運用はもうやっていませんが、しっかりやってくれる代理店は知っていますので、そういったところとお付き合いをしていただきたいものです。
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