GoogleAdWordsの今後の方向性:シーンから人へ Google Partners Community & AdWords Communityに参加して
- 2014.05.21
- リスティング
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
昨日、Google Partners Community & AdWords Community イベントに参加しました。
華やかなイベント!
Googleがパートナーである代理店を集め、GoogleAdWordsの今後の方針を伝える場。
今までは超大手代理店とだけ親密にやっていた姿勢とは、一線を画したイベントです。
なかなか趣向がこらされていて楽しかった。(Googleチョコがあったり)
さて、イベントの中で、これは皆さんにも伝えたほうがよいだろう、というものを2つご紹介します。
1 シーンへの広告配信から、人間への広告配信
これまではキーワード検索時、サイト訪問時、といったシーン毎に広告配信をする仕組みを、人をベースにした広告配信へ進化させて行く。
たとえば、自社のバナー広告がやたらめったら反響が鳴るなあと思うことがあるとき。
それは最後に見た広告がバナー広告なだけであって、実際はその前に検索で貴社のサイトに訪れている可能性が高い。
そういった間接効果を計測し、さらに比重をどのようにかけて判断するのか、その仕組みを提供してくということです。
今すでに、「アトリビューション分析」という機能がありますが、それがさらに進化していくイメージでしょうか。
2 デバイスをまたいだユーザー行動の把握
通勤中にスマホで物件検索し、気になった物件を家のPCでじっくりと見る。そして資料請求。
こんな行動をする人は間違いなくいますよね。
ただ、リスティング広告では、このような動きがあった場合、PCで資料請求があった、としかカウントされません。
スマホとPCとでブラウザが違うので、別物として扱われていたんですね。
ですが、これを1つの人の動きとして把握できるようにしようというのが、Googleの今後の方針。
具体的には、例えば会員登録機能を使っていれば、会員IDとGoogleAdWordsをひもづけることで、デバイス間の動きもわかるようになります。
(スマホとPCの両方で同じ会員機能を利用している場合ですね)
これにより、PCしか効果が出ないと思われていたリスティング広告が、実はスマホからのスタートがほとんどだった、というようなこともわかるようになります。
Googleの収益源の大きな柱であるリスティング広告。
今後も拡大していくはずです。
最新情報は常にチェックして行き、お客様にお届けしていこうと思います。
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