餅つきから見える、不動産会社の可能性
2019年になり10日も経過してしまいましたが、あけましておめでとうございます。
今年は平成最後の年ですね。
1~2年ほど前から、私の周りではファンドバブルが勃発していて、設立間もない会社が資金調達を数億円したとか、大企業が数億円でベンチャーを買収したとか、そんな話で盛り上がってします。
ただ、今年は消費増税の年。また米中の貿易摩擦なども発生していて何やら一波乱おきそうな年になりそうです。
今はいざなみ景気を超えて戦後最長の長期間の好景気だそうですが(庶民にはあまり実感がありません…)、経済面では大きな変化があるのではないかと予想しています。
浮ついた気持ちを取り払い、2019年は特に気を引き締めて物事を判断していこうと思います。
年末に町内会の餅つきを手伝い
さて、話は打って変わり、年末に町内会の子供会が開催した餅つきを手伝ってきました。
手伝いは今年で2年目で、かなり餅をつくことも慣れてきました。
地域の方がたくさん来てお餅をついて食べてみているとこちらも嬉しくなりますね。
町内会は高齢化の問題を抱えており、存続が危ぶまれている
町内会の催しですが、ご存知の通り町内会は結構難しい問題を抱えています。
ご存知の通り、高齢化です。
青年会というは本来30歳ー40歳代の方が担うそうですが、50-60代の方が担当していることも多いそうです。
お祭りや餅つきなどを催すためには、テントを張ったり、机を設置したりと、力仕事も必要です。
あと2-3年はまだ大丈夫だと思いますが、5ー6年後を考えるとかなり厳しくなってくるのではないでしょうか。
すでに高齢化により町内会が消滅している地域もあるそうで、町内会にとっては結構深刻な課題です。
不動産会社が町内会を手助けするメリット
私の私見ですが、こうした町内会のイベントに特に地本密着の不動産会社の営業担当が手伝ったほうがいいのではないかと思っています。
付き合っているとわかるのですが、町内会に所属している人は公私ともに充実していて、顔が広い。
そうした方と繋がれる町内会というコミュニティには、不動産にまつわるビジネスの種がかなり散らばっているはず。
高齢の方も多く、相続や売却についての相談もしたいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、長期的なお付き合いが大前提です。効率を求めて短期決戦!というのは無理でしょう。
資金だけ出す、備品だけ提供するといった付き合いではあまり意味がない。
仕事につなげるには人を派遣し、町内会の方々と接する機会を持ち、信頼してもらうことが必要でしょう。
信頼を勝ち取れば、口コミで芋づる式に不動産の相談が舞い込んでくる可能性もあると思います。
AIの時代だからこそ人とのつながりが重要に
AIが発達していくと、情報を提供しているだけの不動産会社は淘汰されていくでしょう。
人だからこそできること、ということを考えると、特に規模があまり大きくなく、地域密着で事業を展開している不動産会社の場合は地域の人とのつながりが不可欠。
すでに今年の抱負は決まっていると思いますが、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
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