不動産会社がリスティング広告で問い合わせが出ない理由
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
去年より、埼玉のある不動産会社さんのリスティング広告を運用しています。
その不動産会社さんは相当立地が良いところに店舗を構えていました。
その会社のリスティング広告を運用していたのですが、なかなか結果が出ず、四苦八苦していました。
様々分析してみたところ、以下のことがわかりました。
目次
原因
1.人気のエリアなので、検索される数は多かった。入札単価も極端に高いエリアが存在していた。
2.一方で、予算も1日の早い段階で消化されており、夜になると広告自体が表示されない状態だった。
3.エリア名、駅名等で10エリア前後を購入していた。
という状況でした。
そこで、お客様に会社全体で昼の時間帯と夜の時間帯でどちらのほうが問合せが多い傾向にあるのか伺いました。
すると夜のほうが多いということでした。
さらに、お客様がよく問い合わせのあるエリアはどこか?と聞くと、半分以上が1つのエリアの物件の問合せでした。
予算も潤沢にある状況ではなかったので、我々としては以下の提案をしました。
提案
1.エリアを1エリアに絞って、他のエリアは入札を停止する。
2.入札単価を下げる。
とにかく表示させることを目的に、予算を1エリアに絞り、入札単価を下げ、表示させる機会を増やすようにしたのです。
一点集中!
その提案をそのまま受け入れていただき1ヶ月運用しました。
その結果、1ヶ月で反響は前月の3倍までに増加しました。
その後も順調に問合せが出ています。
今回のことで得られたこと。
それは、ターゲットは絞るべきということでした。
不動産会社はチャンスを広げるために、営業エリアを大きく構えることが多いです。
ただ、営業も広告も対象を広げると、どうしても薄くなりがちです。
あなたのビジネスはいかがでしょうか?
集客を成功させるためには、ターゲットを絞ってみるのも一つの手かもしれません。
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