サイトの専門性を高めよう E-A-Tその1 SEO対策

サイトの専門性を高めよう E-A-Tその1 SEO対策

今回は、Googleの検索品質評価ガイドライン内で、ページ品質評価の最重要とされている項目の1つ、E-A-Tをご紹介します。

「E-A-Tを制する者はSEOを制す」なんてセリフもあるほど重要ですので、しっかりと理解しておきましょう。

E-A-Tとは 専門性・権威性・信頼性

E-A-TとはGoogleの造語で、3つの頭文字を組み合わせたもの。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

この3つを備えた情報をGoogleが高く評価するということです。

今回は専門性についてご紹介していきます。

専門性は、専門知識を有しているかを判断

「専門性がある」は必ずしも専門家が情報を提供しているかどうか、に限りません。

「サイト」「コンテンツ(ブログ記事)」が専門知識を有しているかを判断しています。

専門知識を有しているかどうか、どのように判断しているのでしょうか。

ここでは可能性が高いものをご紹介していきます。

ジャンルを特化する

情報を広く浅く、ではなく、分野を限定することが大切です。
例えば、注文住宅の事業者の場合、ブログページで更新する内容が、

  • スタッフがランチや休日に出かけた内容 → ジャンル特化×
  • 建築現場、完成見学会の紹介 → ジャンル特化〇

となるでしょう。

また、マンションの買取再販会社が、マンションのリノベーション物件でSEOを行う場合は、土地や戸建ではなく、マンションに特化して情報を提供すれば、マンションを探しているユーザーに発見されやすくなります。

専門知識の量と質を高める

ユーザーに専門的な知識を多く提供するサイトは専門性が高いと評価されます。
知識を多く提供する、とは網羅して、情報を提供し続けることですね。

不動産売買の場合であれば、購入の流れというページはどこでも用意していますが、どこもとても簡単なもの。

さらに一歩、踏み込んで、とにかく取引を安全、安心に行ってくれる不動産会社を探したいユーザーを集めたい不動産会社があったとします。
その場合、その会社がそれぞれの取引流れで過去に発生した事件、それに対する予防策・対策を紹介していくと、ユーザーのニーズにもマッチし、Googleにも専門性が高いと判断されやすくなるでしょう。

専門家にインタビューする

自分が専門家でなくとも、専門家にインタビューした内容であれば専門性が高くなります。
例えば、新人が作ったコンテンツでも、一級建築士にインタビューした内容を忠実に掲載すれば、専門性が高いと判断されます。

なお、専門家の名前やプロフィールを掲載しておくことは必要です。

体験談を伝える

体験談は、世界に一つだけのものであり専門的な情報です。体験した人の名前や写真といったプロフィールも一緒になっていることが大切です。
そうすることで信頼性も高まります。

残念ながら、業界ではお客様の声をとりあえず用意する会社が見受けられますが(実際には声をもらっていない)、Googleはほとんどの場合、その事実を認識するので、SEOとしてはあまり意味がないものになります。

お客様アンケートの手書き回答を画像で載せているケースがありますが、これなどは回答をテキスト化するとともに、一緒に画像を載せておくと信頼性が高まりますね。

専門性について4つほどご紹介しましたが、結局のところ、ユーザーが求める、高品質な情報を、提供し続けることで専門性が高まります。

誰でも書けるような、ありきたりな情報は、誰も見向きもしないので、専門性がないと判断されるのは想像しやすいでしょう。

ざっくり言うと、

お客様に読んでもらって恥ずかしくない情報か

ということを念頭に情報を提供すれば、専門性はクリアできるはずです。

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