毎年同じセミナーに参加している理由

毎年同じセミナーに参加している理由

世間ではUターンラッシュですね。

先週末から私もお休みをいただきました。土日を含め4日間。

まとまった休みがあると旅行に行きたくなりますが、私の場合はぐっと我慢し、4日間のセミナーに参加してきました。

実は順序が逆で、4日間のセミナーに参加するために、お休みを4日もらったというのが正しい表現でしょうか。

 

このセミナー、毎年開催しているもので今回で5回目の参加になります。

どんなセミナーなのか、というと私のプロフィールにも記載していますが、中村天風という方が創設した「天風会」という公益財団法人が主催する夏期修練会というものです。

命を強くする方法を学び、気づき、実践するものです。

天風会で検索してもらえるとわかりますが、ちょっと宗教的な印象を受けます。

私も初めはかなり怪しいと思って説明会みたいなものに参加しましたが、教祖やお布施、なんてことはなく、書籍やCDなどは購入しますが壺や掛け軸を法外な金額で買わされるなんてことはありませんでした。

宗教法人ではなく、公益財団法人として認められているのも、宗教とは違うと認識されているからだと思います。

ちなみに、来年で100周年。歴史を感じますね。

 

話を戻して、今回で5回目の参加。毎年参加。

毎年内容が異なるのであれば毎年参加するのもすぐご理解してもらえると思うのですが、内容はほとんど一緒です。

講師の方によって、話に違いはあるにせよ、テーマはほぼ同じ。

それなのになぜ毎年参加しているのか。

それは年を経るごとに気づくことが違うからです。

 

初めての時は、わけもわからずとにかく参加。

2回目の時は、事前に情報も入っているので、ある程度理解できた。

3回目の時は、今まで理解できなかったことも理解できた。

4回目の時は、自分ができていることが発見でした。

そして5回目の今回は、もっとも大事だと言われていることが頭では理解できていたにもかかわらず、日常生活で全くできていないことに気づいた。

 

世の中、わかってはいるけれどもできていないことって沢山ありますね。

例えばタバコは吸わないほうがいいのはわかっているけれども、やめられない。

お菓子は食べ過ぎないほうがいいのはわかっているけれども、止まらない。

お酒は飲みすぎないほうがいいのはわかっているけれども、お酒に飲まれてしまう。

身近な人に感謝を伝えたほうがいいのはわかっているけれども、勇気が出てこなくて伝えられない。

 

同じ話でも、自分の状態や心境によって受け取り方によって気づくことは全く違いますね。

まあ、同じ話ばかりする上司の話はなかなかに辛いですが・・・(もしかしたら、上司もそれがわかって話をしているのかも!?)

心身ともにリフレッシュできましたので、これからさらに精力的に仕事に邁進していきたいと思います!