教えることが最高の学習機会 生徒同士がスピーチ力を磨く場「トーストマスターズ」
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
今日は私が今年の夏から通っている「トーストマスターズ」という組織の活動を得て気付いたことを紹介します。
トーストマスターズでは全員が生徒であり先生
トーストマスターズは、スピーチやプレゼンを磨く場です。
あのトム・ピーターズもお勧めしているスピーチの会だったりします。
私が参加している理由は、人前で話すことに慣れておきたいから。
今でも十分堂々としていると言われるのですが、内心では冷や冷やモノ。
変な汗をかきまくっています。
やはり、場数がモノを言うに違いない、ということでトーストマスターズに入会しました。
トーストマスターズはいわゆる話し方講座とかと同じような捉え方をされますが、大きく違うところがあります。
一般的な話し方講座であれば、先生がいて、生徒がいて、先生だけが指導する、いわゆる学校スタイル。
一方、トーストマスターズは、全員が先生であり、生徒です。
どういうことかというと、トーストマスターズは営利目的で行われていません。
スピーチがうまくなりたい、という人が集まり全員で協力してお互いのスピーチの上達を助けるという点が非常にユニークな点です。
「先生がいなくて、上達するんかい?」
私は入会する前そう思ったんですが、昨日、そうではないことを身を持って実感しました。
トーストマスターズには様々な役割があり、私は昨日初めての役割「論評」というものを行いました。
論評は、スピーチをした人の話を聞いて、スピーチのよかった点、もっとこうしたほうがいい点を3分程度のスピーチにまとめ、みんなの前で発表します。
ただの批評、と軽く捉えられがちですが、そうではありません。
その場で初めてスピーカーの話を聞いてスピーチを作るので、ある意味で即興スピーチを行うことになります。
そして、みんなの前でしゃべるので、しっかりとスピーチを組み立てないと大変なことになります。
「何を言いたかったのかわからないよ!」
「勘弁して!」
「帰れ、帰れ!」
そんなヤジは飛んでくることはありませんが(みんな温かい気持ちでスピーチを聞いているため)、自分自身ばつがとても悪くなります。
なので、短い時間でかなりの緊張感をもって、構成を組み立て、何が言いたいのかをはっきりさせスピーチに臨むことになります。
この時の集中力といったら半端ない。
仕事でもなかなか出せない集中力でした。(苦笑)
教えることこそ一番の学習機会
実際に論評の役割を終えての感想。
それは、この論評こそが、スピーチがうまくなる手段なんだということです。
論評を通じて、人のスピーチを注意深く聞き、良いところを言及することで、ここは自分のスピーチに取り入れよう。
逆に、たとえばもっとスピーカーの気持ちを聞きたかった、と論評する時。
自分がスピーチするときには自分の気持ちを伝えよう、という気づきになります。
なので、先生に教えてもらうよりもよっぽど、当事者意識をもって改善点を認識できるようになります。
夢はこの人?
教えることが、最高の学習方法である。
そんなフレーズがありますが、そういうことなんだろうなぁと思い出しました。
皆さんも誰かのために、人前でしゃべったり、文章を書く機会があれば、是非活用してみてください。
きっと、誰よりもあなた自身が学習する絶好の機会になるはずです。
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