これは止めてほしい! 100件以上不動産会社のブログを見てわかった痛いブログ3パターン
- 2013.08.01
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ブログを継続している不動産会社さんはたくさんあります。
すごい努力です。頭が上がりません。
ただ、その努力がもったいないケースが沢山見受けられます。
実は、不動産会社のブログを100件以上見てきた私が、これはやめてほしいというパターンを3つ発見しました。
皆さんが同じようなブログを書かないよう、痛いブログ3つのパターンを例を用いてご紹介します。
※内容は架空のものです。
痛いパターン1 社員の日記ブログ
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「休日にディズニーランド行きました。楽しかった!」
「今日は出社途中に人身事故があって電車止まっちゃってました。大変でした。」
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・・・
個人の日記ブログでお願いしたいです。
痛いパターン2 ひたすら現場見学会の紹介ブログ
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【タイトル】 今週末の現場見学会をお知らせ
今週末、8月4日に横浜市戸塚区○○で現場見学会開催します!
お越しいただいた方にはささやかなプレゼントがありますので、ふるってお越しください!
日時:8月4日(日)
住所:横浜市戸塚区・・・
特典:わざわざこんな暑い中にお越しいただいた方へアイスをプレゼント!
社員の○○が現地でお待ちしております!
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アイス!だったら家で食べるよ!という突っ込みが入りそうですね。
このように現場見学会の案内がずっと流れているブログ。
売りたい姿勢がモロ出しです。
書き溜めて行けばエリア名を絡めた検索でSEO効果は狙えるかもしれませんね。
でも、こんなブログをわざわざ見に行くユーザーの方はいません。
有益でもないし、楽しくもないですから。
痛いパターン3 ひたすら新着物件を紹介するブログ
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今週新たに入ってきた新着物件をご紹介します!
物件:中古戸建
金額:3,500万
物件所在地:川崎市高津区・・・
最寄り駅:○○駅徒歩12分、△△駅バス30分、徒歩3分
・・・・
ご興味のある方は是非ご連絡ください!
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2の現場見学会に続き、新着物件の紹介を書いているブログ。
これは惜しいんですね。
新着物件を見たい方にはとても有益な情報ですが、わざわざ取りに行くのは手間。
こうしたブログを見て問い合わせをしたという実績を未だかつて聞いたことがないです。
新着情報はプッシュ型が有効です。
どんなブログが良い? お勧めしたいブログ
3つの痛いブログに共通することは、シンプルに一つです。
購入検討者の視点がない。
自己満足で終わっているんです。
SEO効果を取りに行ってるんだ!と割り切ってしまえばそれはそれでOKです。
ただ、ブログは本来、リピート客を増やすための有力なツール。
私が100件以上の不動産会社のブログを見た結果、こんなブログだったら読みたい!というブログをご紹介します。
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【タイトル】 残ローン500万を抱えて3,500万円のローンを組むためには
先日あったご相談。
ご息女が小学校に入学する前に、現在お住まいのマンションから新築の一戸建てに住み替えたいとのこと。
今のお住まいは○○区でご希望のエリアは■■ということでした。
ご職業は公務員ということで収入も安定していて、すぐにご希望の物件を購入できるはずでした。
が、1点問題がありました。
実は今のマンションの売却査定価格が2,500万円で、ローン残債が3,000万円。
売却しても残債が500万円残るという状態でした。
こうなると、新しく購入する際の住宅ローンを組むのが大変難しくなります。
というのも・・・
・・・
・・
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実際にご相談のあった事例をご紹介して、購入を検討されている方で同じ悩みを抱えている方向けの内容です。
1.いちいち、ブログを書くネタを探さなくていい (実際の打ち合わせ内容をベースに書けばOK)
2.読み手にとって有益な情報を提供できるし、物件情報を入れることでSEO効果も見込める
3.ストーリー形式なので、書いていても、読んでいても面白い
といったメリットがあります。(個人情報保護の観点からどこまで出すのかは決める必要があります)
そしてなにより、他の不動産会社がやっていないのでオンリーワンの存在になれる(はず)!
ブログは無料でもできるというメリットがあります。
ただ、そのせいか、目的とか運用ルールがあいまいなまま続けているところが多いです。
ブログという協力なツールが、リピーターを集める強力な武器になることを願ってやみません。
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