HPの集客・問い合わせを増やすアクセス解析 3.ランディングページ
- 2013.06.21
- WEBマーケティング アクセス解析 不動産

前回はホームページからの集客・問い合わせを増やすための流入分析について書きました。
(前回の記事はこちら → HPの集客・問い合わせを増やすアクセス解析 2.流入分析)
その最後に次回はコンテンツ分析と書きましたが、ランディングページ分析を失念していました。
そこで今回はランディングページ分析について説明します。
ランディングページとは、外部から自分のホームページを訪れてくれるユーザーが最初に開くことになるページのことを言います。
たとえば、飲み会のためにGoogleで「銀座 居酒屋」というキーワードで検索する人がいるとします。
そして検索結果から食べログの「銀座の居酒屋一覧」のページを訪れます。
その時、食べログにとって「銀座の居酒屋一覧」ページがそのユーザーのランディングページとなります。(ちなみに流入元はGoogleとなります)
そしてランディングページ分析はそのページを改善するための課題を見つけることです。
こんなデータがGoogleAnalyticsですぐに取ることができます。
ランディングページを訪問者数でランキングにまとめたものです。
このケースの場合、一番多いのは訪問者が5,648のトップページ、ということになります。
この表が便利なのは、訪れてくれたユーザーが、直ぐに出て行っていないかをチェックできることです。
具体的に説明します。
直帰率という項目があります。
前回も説明しましたが、直帰率はユーザーがホームページに入ってきて、次のページに移動せずに、すぐに帰ってしまった率です。
コンビニで言うと、一歩お店に入った瞬間に、直ぐに踵を返して、出て行ってしまった人の割合です。
せっかく高い広告宣伝費を使ってお客さんを集めてお店に入ってきてもらっても、すぐに帰られてしまったら悲しいですよね?
ホームページでも同じです。
リスティング広告やSEOに高い予算をつぎ込んでホームページに集客できたのはいいけれど、すぐに帰られてしまったら、つまり直帰されてしまったら非常にもったいない。
そこで、この表を見て直帰率が高いページを発見して改善することが大切になってきます。
この会社の場合は、2位のギャラリーページが直帰率80%以上と大きな問題を抱えていました。
いろいろと調べてみると、リスティング広告からのリンク先が、このページに設定されていて、検索キーワードと全くマッチしていないことがわかりました。(「X駅 一戸建て」と検索したのに、入ってきたらY沿線の紹介ページでした)
そこでリスティング広告からのリンク先をキーワードにマッチした物件一覧のページに変更することで直帰率を減らすことができました。
以上のように、ホームページを訪れてくれたユーザーがすぐに帰ってしまわないよう、対策が必要なページを見つけ改善することがランディングページ分析です。
次回は、ホームページに入ってきてくれたユーザーページに、適切な情報を見せていくためのコンテンツ分析についてご説明いたします。
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