その不動産用語、中学生の息子・娘はわかりますか?
とある不動産会社の店長様からサイト制作の依頼を受けて打ち合わせを続けています。
そこでサイトないの文章などをどう変更するか、議論しますが業界用語が結構出てきます。
エンドのお客様には馴染みのない言葉なので負担をかけることに。
さらに、店長様が使っているということは営業担当の方もエンドのお客様に使っている可能性が高い。
営業担当の書くメールはもちろん、商談中も負担をかけてしまい、結果として失客リスクを高めます。
中学生の息子・娘に伝えるつもりでエンドのお客様に伝えていかねばなりません。
そこでここではいくつかの業界用語とその言い換えをご紹介します。
「ん〜、どういう意味だろう・・・」
使いがちな不動産業界用語
売主 → 売却されるご家族(方)
買主 → 購入されるご家族(方)
貸主 → 部屋を貸すオーナー様
借主 → 部屋を借りる方
「〜主」という言い方、エンドのお客様はほとんど聞いたことがありません。
あるとすると、池の主とか、このお店の主、のような場面でしょうか。
そのため、会話中に突如出てくると混乱します。
すでに不動産のことを勉強されている方でなければ極力、言い換えたほうがよい言葉です。
媒介・仲介 → お客様の代わりに〜する
お客様の私生活や仕事ではほとんど出てこない言葉です。
「代理」であればイメージはつくかもしれませんが、媒介・仲介は不動産ならでは。
これも、すでに不動産のことを勉強されている方でなければ極力、言い換えたほうがよい言葉です。
DM → ダイレクトメール
同じ言葉なのですが、DMと省略するのではなくダイレクトメールと伝えたほうが良いでしょう。
新聞折込 → 新聞の折り込み広告
エンドのお客様は時間が経てばわかると思いますが、すぐには理解いただけないでしょう。
内見 → お部屋の見学
部屋の中を見ることですが、エンドのお客様には馴染みのない言葉です。
残債 → 返済しきれないローン
残った負債の略ですが、これも馴染みがりません。
お客様の頭の中にある言葉は「ローン」です。
更地 → 上に何も設置物や建物がない土地
これも使いがちですね。
でもやっぱりエンドのお客様は使いません。
10個ほど羅列してみましたが、どうでしょうか?
お客様に説明する時はきちんと言い換えるのに、文章にすると業界用語が多いということがよくあります。
制作会社などは、文章をそのままHPに反映させるので表現については特に注意してください。
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