開発会社に最高のパフォーマンスを発揮してもらう4+3

開発会社に最高のパフォーマンスを発揮してもらう4+3

「最近全然ダメな佐藤開発から田中テクノロジーに乗り換えようとしたら、佐藤開発からいろいろと提案がきた。

田中テクノロジーの良くない情報も持ってくる。今更遅い!」

あなたも開発会社、制作会社との付き合いでこんな経験をしたことはありませんか?

その瀬戸際の情熱をなんで、もっと前に出してくれなかったんだ、と。

 

そこで今回は、開発会社と良い関係を築き、かれらにパフォーマンスを発揮してもらうために、

 ・開発会社の考え方

 ・開発会社にうまく仕事をしてもらう方法

 ・開発会社に緊張感を持たせる方法

の3つについてご紹介します。


ブリ釣った魚には餌をやらん!

 

開発会社が考えていること

開発会社は仕事が欲しくて営業をしてきます。

受注するまでの努力は、すごい、の一言。

成功事例をくれたり、業界情報をくれたり。

社内の関係者に何人も会って説得してくれたり。

それに感銘して発注するとします。

そのタイミングであなたの会社は「既存客」になります。

言葉を選ばずに言い換えると、釣られた魚になります。

釣った魚には餌はやらない、というどこかの名言の通り、契約後ぱったりと営業は来なくなります。

というのも、彼らは常に売上を追い求めています。

契約した時点で、売上は確定しあなたは既存客となるので優先順位が下がるんです。

そのため、契約する前のような情熱を見せてくれなくなるんです。

 

既存客の優先順位が上がるときがある

ですが、その優先順位が上がる場合があります。

それは、契約を打ち切られそうになるときです。

既存客として売上を上げてくれていたのに、その売上がなくなるので必死になります。

だから冒頭のように、変えられてしまうかもしれない、というタイミングで必死さを露呈するんです。

特にシステム等、専門性が高く、継続的な保守が必要なものほど、こうなる傾向にあります。

専門的なので、そう簡単にスイッチできないから開発会社も安心してしまうんです。

 

まずは気持ちよく仕事をしてもらう関係づくり

でも全ての開発会社がそんな考え方をするわけではありません。

中には、真摯に取り組んでくれて、役に立とうとする開発会社もいます。

そこで、まず、開発会社に気持ちよく仕事をしてもらうために気をつけてもらいたいことを4つご紹介します。

引用先からの転載ですので、項目のみ記載します。詳細は引用先へ!

1.雰囲気をほぐす

2.打ち合わせで好感度を上げる

3.自分は味方だと思ってもらう

4.ゴールは開発会社に自発的に設定させる

引用:CMS外注の疑問を徹底検証!外注先に気持ちよく仕事させる成功術

 

kaihatsunohukusou

開発はこんな現場

 

「なあなあ」になったときは、モードチェンジ

全ての開発会社が紹介した4つの接し方で、意欲的に仕事をしてくれれば、それ以上のことはありません。

しかし、そうでないときもあります。

そのときは、危機管理モードにチェンジする。

緊張感を与え、危機意識を持ってもらうようにします。

そこで具体的に、どうすれば危機意識を相手に与えることができるのか、3つご紹介します。

 

1.保守運用を2社に依頼する

複数サイトを運用しているのであれば、1つ1つの保守運用会社を分ける。

そうすると、隣の開発会社が気になって競争意識を持って仕事をしてもらうことができます。

これは、利用しているサービスの数、中身によります。

また、発注側も大変になるので、余裕があるときにどうぞ。

 

2.運用のフィードバック及び改善提案を常に求める

報告時に運用のフィードバックだけでなく、成果を出すための改善提案を求めましょう。

実際には結果を出すことを目的にサービスを利用しているはずです。

だから改善提案を求める。

そして提案がいまいちであれば、芝居でいいので怒る、あるいは落胆する。

どんな形であれ、今の状態では満足していないことを感情的に伝えてみると危機意識を持ってもらえます。

 

3.自分で他社の成功事例を探し出し、自社に取り入れる方法と効果について検討してもらう。

2に近いですが、違うのは主体が発注側です。

他の会社でうまくいっている事例を集め、それを自社にも適用できないか、開発会社に聞く。

開発会社の営業マンの知識、経験がまだ足りないと感じたときに大きな効果を発揮します。

 

いかがでしょうか。

せっかく時間をかけて探した開発会社、変えるのは忍びないですよね。

変えなくて済ませるためには、開発会社に求めるばかりだけでなく、発注者側の努力も必要です。

今の開発会社にきちんと仕事をしてもらって、お互いにwin−winの関係が築けることを願っています。