リスティング広告代理店はサイト内の改善に踏み込むべきか
- 2014.02.14
- WEBマーケティング アクセス解析 リスティング 不動産 集客
こんにちは。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
リスティング広告を運用していると、予算が増えたのに問い合わせ(コンバージョン)かわ増えないという状況に直面します。
運用者としては何度も直面するはずで、その度に「マジかー」となります。
そこからいろいろと調べます。
・競合が入札単価を上げたので、順位が下がったのか
・競合が入札単価を上げたので、自動的にこちらの入札単価も上昇してしまい、クリック数は予算をかけたほど伸びなかったのか
・メディアに掲載されて、瞬間的にクリック数は伸びたが興味本位のユーザーしか来なかったのか
などなど、他にも様々調べることがあります。
ですが、こんな不動産会社に出くわしました。
予算は20%増加
クリック数も20%増加
1クリックあたりの滞在時間、閲覧ページ数は過去に比べてほとんど同水準。
こんな状況の場合、どうしたらいいんでしょうか?
この場合、私の認識としてはリスティング広告運用者としての役割は十分に果たしていると思います。
ではどうするばいいかというと、見るべきはサイトの内部です。
先ほどのケースの場合、ユーザーのサイト内の動きを調べてみると、
・入力フォームまで到達している数も同様に増加
・しかし次のステップである確認ページまで到達している人の数がほとんど変わらない
・以上の結果、入力ページから確認ページへの遷移率が下がっていた。
というところに原因があることがわかりました。
こうなると、入力フォームの改善が必要になってきます。
そしてその提案まで具体的にしたくなります。
リスティング広告はあくまで2の部分!
リスティング広告はあくまで広告なので集客することが目的です。
サイトの中身まで入り込むべきでない、やるにしてもランディングページまでだというスタンスの代理店の方もいます。
特化したほうが経験値がたまり、スキルも上がりますから広告主にとっても都合がいい。
スタンスはそれぞれなので良い悪いは無いと思います。
大切なのはクライアントが求めている結果をきちんと出すこと。
そのためには、自分で全てやるのか、他の会社と協力してやるのか。
やり方は多々あると思いますが、結果を出すために何ができるのか、と考え行動することが大切ですね。
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