リスティング広告は、自然検索を喰っているだけ? ーブランドキーワードに潜む罠ー
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
今日はとある不動産会社のホームページのアクセス解析をしました。
去年の終わりに、今まで出稿していたリスティング広告を一旦停止したということ。
その後、訪問者数がどのように推移しているのか、その推移を分析してみたんです。
当然、リスティング広告を停止した分だけ、訪問者は減っていると思っていたんです。
ですが、その予想は打ち砕かれました。
リスティング広告を出稿している期間と、停止している期間とでほとんど訪問者数が変わっていなかったんです。
何かの間違いか?と思って、中身をさらに突っ込んで分析したところ、衝撃の事実が判明しました。
なんと、リスティング広告の訪問者数と自然検索による訪問者数を合計すると、広告出稿前後でずっと変わっていなかったんです。
つまり、リスティング広告は、自然検索からの訪問者を奪っていただけ。
恐ろしい事実がわかってしまいました。
ホームページの訪問数推移(数字は加工しています)
こんなにきれいに線対称になるなんて・・・
でもなんでこんなことになっているんだ?
そう思ってと分析をすると、ある事実がわかりました。
それは、自然検索であれ、リスティング広告であれ、ユーザーはその不動産会社の会社名で検索し、ホームページを訪れているということ。
一般的に会社名で検索する人は、その会社のホームページを見たくて検索しています。
なので、広告で表示されようが、自然検索で表示されようが、もっと言ってしまうと2ページ目に表示されようが、確実にクリックしにきます。
そのため、リスティング広告を配信停止しても、自然検索でクリックしているということだと思います。
ブランド名は非常に強いので購入しておくべき、というのがリスティング広告の運用者の間では定説です。
ですが、自然検索でもクリックしてくれる分を、奪い取ってしまうケースがあります。
今回はまさしくそれが該当してしまった。
こらこら、喧嘩するんじゃない!
広告の本来の目的は、知らない人に知ってもらい、行動してもらうこと。
リスティング広告でブランド名を配信停止したほうがいいとは言いませんが、予算はきっちりと管理していかないといけませんね。
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