ユーザーと企業の意図をすりあわせるコンセプトダイアグラム
- 2013.12.17
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こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
先日、清水誠さんのコンセプトダイアグラムのセミナーに参加してきました。
友人に清水誠さんのファンがいて、その方に勧められて参加したセミナーでしたが、友人談どおりのよいセミナーでした。
コンセプトダイアグラムという言葉、聞きなれない人も多いと思います。
コンセプトダイアグラムは、ユーザーの意図・行動と、企業の意図・導線とをすり合わせゴールにつなげる手法のことです。
具体的には、ユーザーの意図と動きを表や図示して流れを把握していきます。
ざっくり!
特徴的なのは、直帰とか、PVとかそういった解析用語や数字はまずはいっさい使わない。
まずはチャート図のように遷移していく様子をみんなで作り上げていく。
そして、それを作り終わって初めてアクセス解析をつかって検証していくんです。
上級ウェブ解析士のテキストで紹介され見知っていましたが、実務ベースの話を聞いたのは初めて。
とても参考になりました。
我々は企業側としてユーザーの意図と行動を思い浮かべてサイトのコンテンツ、導線を作り上げていきます。
ただ、作り上げるだけでなくきちんと検証する事例まで紹介してもらえたのが驚きで、すぐに実務に使える話でした。
アクセス解析でページを分析して行くことはもちろん必要ですが、それは単なる手法です。
まずはきちんと仮説を作り上げて、そのとおりかどうか検証するためにアクセス解析を利用する。
言われてみれば当然のことですが、やれてないことだったので大きな気づきをもらえたセミナーでした。
不動産業界ではどう当てはめられるのか。
ネット広告 → TOPページ → 会社概要 → 物件一覧 → 物件詳細 → 問い合わせ
仮にこんな流れでユーザーが動くと仮定するのであれば、TOPから会社概要に移るまでの割合はどれくらいなのか。
実際に計測してみたら、物件一覧へもほぼ同数移っていることがわかれば、書き換えていく。
初歩の初歩だと思いますが、こんな感じで仮説をたててアクセス解析で検証していく。
そして問い合わせにつながりやすい動きを知り、その通り動きやすいようホームページを構成する。
また、問い合わせにつながっていないけど、大きな動きがあるなかで、どう次ぎにつなげるか考える。
そんなことを繰り返し、繰り返し考え、ホームページに反映させながら問い合わせを増やしていくのだと思います。
こういったことはまずは頭で作りますが、GoogleAnalyticsなどの解析ツールも相当高い使いこなしレベルが求められますね。
もう一度、勉強し直します。
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