効果をうたうべきか、感情に訴えるべきか
こんにちわ。
追客力のたろうです。
最近、制作物を作ることがあり、現在、様々なコンテンツをまとめています。
コンテンツというとわかりづらいですね。
「売り」だったり、「エピソード」だったり、「効果」だったり。
外部に打ち出していきたい内容です。
人間には右脳と左脳があるのは既に皆様御存知のとおり。
左脳は言語を司り、論理的に物事を考えることに優れている。
右脳は感情を司り、情緒的に捉えたり、イメージで捉えることに優れている。
で、右脳のほうがはるかにそのパワーが大きい。
コンテンツをまとめているうちに気づいたことがあります。
もちろん、私も含めてですが、左脳に訴える表現が多い、ということです。
「100%アップ!」
「3000件の実績!」
「80念の歴史!」
「社員数200人!」
そんな数字で訴える表現が多いということです。
もちろん、何もないよりは間違いなくあったほうがいいですが、左脳で処理する情報を打ち出す会社が多いので、競争も多いということです。
一方で右脳で打ち出す表現とは何か。
写真だったり、ストーリーだったり。
この表現は今、SNSや動画が広まったことで少しずつ増えてきていますが、それはあくまで個人ベース。
企業ベースではまだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。
弊社の制作物も左脳的な情報のみで作成しようと思っていました。
が、いろんな会社の情報を見て、左脳的なものばかりと気づくことができたので、右脳的な部分も盛り込んでいこうと思います。
企業にとって、右脳的な情報の打ち出し方は何か。
私の中ではそれは、ある人にフォーカスを当てたストーリー、エピソードではないかと感じています。
企業が提供しているサービス、商品によって、ある人が幸せになった。
人の顔が変わった、というのは何よりの右脳的な表現ではないでしょうか。
不動産、住宅業界も同じだと思います。
いくら設備の規格や機能を説明してもそれは左脳的な情報であり、専門家でないとわかりません。
例えばサッシの規格の説明をされても専門家でないお客様は、さっぱりわからない。
そのサッシを使うことで、家族の日常が今とどう変わるのか、それが表現できれば、お客様の情緒に訴えることができ、腹落ちしていただけます。
よくある分譲住宅や分譲マンションの設備紹介にはとにかくそのような表現を入れていただきたいと思います。
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