発表する場があることで真剣になれる

発表する場があることで真剣になれる

こんにちわ。

追客力のたろうです。

 

息子をそろそろお稽古に通わせようと、様々な教室を見学をしに行っています。

その中である能力開発のための教室が開催した、発表会に見学に行きました。

発表会は教室の近くの地域のホールを利用していて、100名位は入れる大きなホール。

そこで0歳時から小学生までが絵本や詩を暗唱。

見学に来ただけの私も手に汗握りました。

そして、発表が終わった子どもと親御さんは、そのまま退室していきます。

それまでは緊張の面持ちだった子どもとご両親の顔が、終わるとホッとした柔らかい表情になるんですね。

色々と準備が大変だったことが垣間見えます。

子どもにとっても、こうした人前で発表することは、達成感に繋がるし、人前で話をする訓練にもなりますね。

単に教室で授業を受けるだけではなく、人前で発表する機会があれば、日々の授業への取り組む姿勢も真剣になるのではないかと思います。

 

butai

こんな舞台で発表できたらエライことですね・・・

 

翻って仕事について。

営業職の方々は目標数値という明確な目標があり、それを達成することが至上命題だと言われます。

しかし、数字達成は結果であって、大切なのは達成するにあたってのプロセス。

運良く1月だけ売上を達成しても、継続しなければただのラッキーボーイです。

例えば、たまたま資産家の方向けに5億の投資用不動産が成約した。

これはとても嬉しい!

ですが、それだけだと、それで終わりです。

 

では、そのプロセスについて、もし発表する機会あればどうか。

その資産家の方とはどこで会ったのか。

誰を通じて会ったのか。

どのような会話をしたのか。

資産家の方は、数ある営業の中でなぜ私を選んでくれたのか。

などなど、己の活動を振り返る機会として、なぜ、今回ラッキーだったのか、そのラッキーをまた呼ぶにはどうすればいいのか、という思索をする機会を与えることになります。

それに対する答えがある程度見つかれば、その営業の人はラッキーを呼び込んだ仮説にもとづいて行動するので、またラッキーを呼び可能性が高くなります。(もちろん、仮説が見当違いの場合もあります)

 

営業は周りがライバルなので、教えたがらないと言われます。

きちんと成功パターンを共有することを評価のひとつとして組み込めれば、営業マン同士が教え合い成功パターンを見つけるとても良い循環になるのではないでしょうか。

全員ではないとしても組織としてのパフォーマンスは間違いなく上がるはずです。

 

発表会の場を見て、そのようなことを感じた次第です。

弊社でも発表する場を何かしらの形で設けていきます。