これで問い合わせの濃さが判別できる! 濃い検索キーワードランキング(不動産売買)
- 2013.10.17
- WEBマーケティング マーケティング リスティング 不動産 集客
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのタロウです。
不動産会社がリスティング広告を出稿する目的は、もちろん問い合わせをもらうためです。
でも、やたらめったら問い合わせが増えればいいんでしょうか?
そうではないですね。
対応する営業マンの数には限界があります。
その範囲内でなるべく熱い問い合わせを獲得するというのが理想です。
ではどんな問い合わせが理想的か?
そのランキングをまとめました。
(不動産売買をメイン事業としている会社)
上位になるほど熱いランキングです。
1.社名キーワードを含む問い合わせ
社名を認識しているので、何かしらのブランド価値を持っているため確度は高。
2.物件名を含む問い合わせ
既に住みたい物件が明確なので、確度は高。
ただし、他社も扱っている物件であれば、他社にも問い合わせしている可能性有。
3.市区町村、駅名等、エリアをキーワードに含む問い合わせ
住みたいエリアが固まっているので確度は中。
ただし、他社にも問い合わせしている可能性大。
ポータルサイト経由の問い合わせは、このあたりに位置
4.「不動産」等ビッグワードをキーワードに含む問い合わせ
まだエリアも決まっておらず、情報収集のために問い合わせをした可能性大。
5.営業対象エリア外からの問い合わせ
横浜にしか店舗がないのに、鳥取からの問い合わせ。ただし、転勤の可能性はあり。
6.賃貸系の問い合わせ
売買の会社と認識せずに問い合わせ。明らかにターゲット外。
いかがでしょうか?
実は、あるお客様から相談をいただいたことがあります。
相談内容は、
「神奈川県の売買の会社なのに関東以外の住所の問い合わせが多い。
さらには賃貸物件希望の問い合わせが入ってくる。
他の不動産会社ではこんなことはあるのか」というものでした。
もちろんそんなことはなく、分析した結果、上記のまとめを作成するに至りました。
このランキングの活用方法。
たとえば、リステイング広告は配信エリアを限定しないと、全く別の都道府県で同じ地域名の問い合わせが来ます。
また、賃貸系のキーワードを除外しておかないと、せっかく費用をかけて広告を出稿しても全く的外れなユーザーからの問い合わせが来ます。
そういったキーワードを含む問い合わせは来ても、体操するだけ営業マンの時間を奪うことになります。
そこで広告代理店には、営業対象エリア外からの問い合わせ、別の分野の問い合わせについては実績としてカウントしない、と伝えたほうがよいかもしれません。
このランキングを参考に、熱い問い合わせが獲得できることを期待しています!
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