事務所移転を検討。3社に問い合わせしたところ…

事務所移転を検討しており、貸事務所のカテゴリーでポータルサイトで問い合わせを行っています。
問い合わせをするからには真剣に検討したいと考えているので、じっくりと条件を絞って3社問い合わせしてみました。
3社の対応
1社目
内見時の対応は非常に良好。管理会社にも話を通していて、共用スペースを管理会社の人が案内してくれた。
ただし、今回の物件は条件に合わなかったため、その場で見送りと回答し、当社側の条件を伝える。
帰社後、お礼の連絡あり。
2社目
内見時の対応は良好。
ただし、間取りが事務所として利用しづらいため、その場で見送りと回答し、当社側の条件を伝える。
3社目
幅を広げてマンションで事務所可の物件に問い合わせ。
内見前に質問を3つ投げたところ、回答は1つのみ。
3社の対応は以上の通りでした。
内見後の追客は?
今回3社に当社の希望や確認事項を伝えたにも関わらず、その後、別の物件の提案が全くなかったということです。
そして驚いたのはその場でアンケートすら求められず、部屋を後にさせてもらいました。
繁忙期の時期なので、1客を継続的に追客できない、ということかもしれません。
ですが、アンケートすら取らず、どの会社からも提案がないことにかなりのショックを受けました。
なお、3社の中には大手の会社も含まれています。
賃貸こそ、追客の自動化が必要
賃貸の営業担当が対応する反響数は分譲や注文、売買の比ではないでしょう。
数倍の反響は扱っていると思われます。
すると、1件ずつの反響について個別に追客しては、効率が悪くて仕方ありません。
そこで必要なのが、追客の自動化。
営業が対応したお客様について、その場でWEBでアンケートを回答してもらい、そのアンケート結果に基づいて新着物件を送り続けることです。
イタンジ社が提供している「ノマドクラウド」等でそれが実現できます。
ただ、そもそもアンケートに回答してもらうよう現場の営業担当に徹底させる必要があることは言うまでもありません。
今回は賃貸の事例でしたが、売買でも五十歩百歩の追客をしている会社もあるようです。
営業担当の心象を悪くしない程度に、お客様として自社の物件に問い合わせをしてみると、自社の追客のレベルがわかるかもしれません。
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