会員登録反響と物件反響はどちらがいい? 不動産ネット集客責任者の悩み
- 2013.09.14
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「会員登録反響と物件反響のどちらを取りに行ったほうがいいだろうか?」
あなたが、流通系の不動産会社の社長、ネット集客の責任者なら1度はそんな悩みを抱えたことがあると思います。
どっちがいいかなぁ・・・
現時点(2013年9月)で、一都三県の流通系の不動産会社のネット反響といえばほとんどが会員登録反響です。
会員登録反響というのは、ユーザーが不動産会社の取り扱っている物件をすべて見る際に、その会社の会員になってもらう仕組みです。
個人会員になる際、ユーザーは個人情報を入力するので、その時に得た情報をもとに不動産会社が営業をかけていく、というやり方です。
一方で物件反響は、ユーザーが気に入った物件に対する資料の請求という形で発生します。
ユーザーは資料請求をする際に個人情報を入力するので、その時に得た情報をもとに不動産会社が営業をかけていくやりかたです。
今は会員登録反響を取る仕組みが圧倒的
会員登録反響と物件反響で決定的に違うのは、ユーザーのモチベーションです。
物件反響であれば、すでに具体的に興味のある物件があるのでモチベーションは高くなります。
一方で会員登録反響は、ユーザーは物件情報を見るために会員登録しているので、まだ具体的に興味のある物件はありません。
そのため、モチベーションはまだ曖昧です。
それであれば、物件反響のほうがいいだろう、という結論になりますが、他にも1点違う点があります。
それは反響数です。
会員登録反響のほうが圧倒的に物件反響よりも多くなります。
なぜなら、物件反響は物件を見た後に起こりますが、会員登録は物件を見る前に必要だからです。
どちらがいいのか?
結局、どちらがいいのか。
結論は、どちらでもいい、です。
どういうことかというと、不動産会社の戦略次第、というのが答えです。
「とにかく数が欲しいんだ」ということであれば、会員登録反響。ただ、なかなか会える確率は低い。
「濃い反響が欲しい」ということであれば、物件反響。ただ、反響数は少ないので、1件1件をきちんとモノにできるか。
誤解をはばからずに言うと、どちらが好みか、どちらが得意か。
真似だけではどちらのやり方でもうまくいかない
「隣の会社が会員登録反響で儲かっているらしい。だからうちもそうしよう。」
そんな理由で会員登録を始める不動産会社さんは多いですが、うまくいかないケースがほとんどです。
自分の会社の営業マンはどちらのほうが得意そうなのか。会社としてはどちらにしたいのか。
それをじっくりと考えれば、おのずと、会員登録反響、物件反響どちらを追求するべきか答えが出るはずです。
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