戸建分譲のネット追客を考える ー気になる物件は何度も見るー
こんにちわ。
追客力のたろうです。
今回は戸建分譲をメインとする会社のネット追客の方法について書きたいと思います。
戸建分譲という事業は売買仲介業に比べると、取り扱う物件数が少なく、1分譲地の情報をしっかりお客様に見ていただく、という特徴があります。
また、注文住宅業と比べると、設計は決まっており、立地も決まっています。
以上のことから、お客様は分譲地を気に入ればしっかり見てくれるし、逆に気に入らなければすぐに離脱(他のサイトへ移動)してしまう、という特徴があります。
ではお客様は 分譲地情報の何を一番良く見るのでしょうか。
鉄板と言われているのは、区画図、間取り図、物件概要です。
これらはどんな人でも気にする情報です。
また女性であれば、周辺施設(買い物、医療、学校など)は気になるところなので、それらのページを良く閲覧しています。
さて、こういったお客様についてどのようにすればネット追客が効率的にできるのでしょうか。
例えば3号棟の間取り図をかなり見てくれているお客様がいると分かった時、営業は何ができるのか。
その分譲地が大規模物件であれば、次期に出る予定の3号棟に近い間取りがあることをお伝えすると、お客様は反応するかもしれません。
周辺環境をよく見ている方に対しては、ホームページには掲載していない、現地に行って初めてわかる情報をお伝えすることで、会っていろいろ聞いてみたいと思ってもらえるかもしれません。
そんな中で一番重要と思われるのは、そのお客様がその分譲地の情報を1回のみならず、気になって2回、3回見に来ているかどうか、という情報です。
お客様が分譲地の情報を何度も見ていることがわかれば、お客様はかなり気になっている証拠。強気の営業ができます。
一方で、1回、2回だけしか来ないお客様は、情報収集段階。強く押しても敬遠されるだろうということが予想されます。
そして、さらにいえば1度現地を見に来て、さらにその後もホームページを見に来ている人がいれば、それはほぼ間違いなく真剣に検討してる方です。
どうしようかな〜
分譲住宅の場合は、見ている内容というよりも、見ている頻度や時間のほうが情報として重要そうです。
もしあなたの会社でも分譲住宅を販売しているようであれば、以上を気にしてみて接客をなさってみてはいかがでしょうか?
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