1泊2日で432万円の営業研修を売る男
こんにちわ。
追客力のたろうです。
今回は、書籍の紹介です。
市村洋文氏をご存知でしょうか?
あの、営業がとても厳しいと言われている野村証券で伝説の営業マンと呼ばれていた人です。
在籍中は1ヶ月で6億円の手数料(取扱高ではなく!)を獲得し、その記録はまだ打ち破られていない、そんな方です。
すごい人がいるものだと驚きました。
そんな伝説の営業マンが書いたのが「1億稼ぐ 営業の教科書」という本。
1泊2日で432万円のトップ営業研修を1冊で網羅している内容です。
内容読んでいると、わかったこと。
それは奇をてらったものは1つもない、ということです。
ここにあることは、
優良な見込み客に出会うにはどうしたらいいのか、
見込み客から信頼してもらうためにはどうしたらいいのか、
クロージングはどうすればいいのか、
お客様との関係性をどう作っていくのか。
そういった、営業として当たり前のことです。
ただ、読んでいて驚くのはそれらをいかに実行し、そしてPDCAを繰り返していくか、その徹底力が凄まじいということです。
例えば、見込み客の情報は徹底的に収集し、ノートに貼り付ける。四季報、日々の新聞記事、メディア掲載、ブログの内容、などなど。
そして、打ち合わせが終わったら、必ず、その日のうちに御礼状を出す。
お客様との対応履歴は電話であり、手紙であり、訪問であり、何かしらお客様にアプローチをした時には必ずその期日、内容を記録しておく。
それを10年間続けているということでした。
そして朝6時には稼働し始め、各紙新聞の読み込み、スクラップ、そしてそこからリスト出しを行い、9時の始業とともにリストに対してアプローチをかける。
それをどんなに前日に飲んでいても必ず実行している、ということでした。
市川氏がそれを徹底していく上で、どのようなものを使っていたのか、というのは書籍に掲載されているので、興味のある方はご覧ください。
市村氏がこれまで調査してきた「おみやげリスト」というものもあり、面白いです。
徹底してやる力、飽きずにやる力。
追客というものも、営業の1つの分野です。
最近、私が感じるのも、弛まず飽きず、お客様の役に立つことを主眼にして、いかに継続して関係性を構築していくかが追客の成功の分かれ目になる、ということです。
特に不動産、住宅業界でいうとお客様はリピートしないという常識から、狩猟的な営業活動がまだまだ幅を効かせていますが、その場合は追客
イチローもこう言っています。
「小さなことを積み重ねることが
とんでもないところへ行くただ一つの道」
大きな結果を出せる人は同じことを考えていますね。
日々の仕事について、改めて1つ1つ目的、意味を確認し、積み重ねていこうと心を新たにしました。
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