おとといの昼食、覚えていますか?人はすぐに忘れる

こんにちわ。
追客力のたろうです。
さて、あなたは一昨日の昼食を覚えていますか?
どこで何を食べたでしょうか?
すぐに思い出せる人、意外と少ないです。
人は自分で選択したにも関わらず、選択した内容をすぐに忘れる性質があるようです。
これは問い合わせも同様です。
一度、問い合わせして、希望の資料なりデータがもらえると、すぐにお客様は忘れます。
そのために、営業マンが電話で追いかけます。
そこからは営業マンの裁量次第、ということになるのです。
しかし、ほとんどの営業マンは短期的な売上を追います。
長くて2週間、短いと1週間連絡して脈がなさそうなら、もう追いかけることを辞めます。
営業マンもたくさんのお客様を抱えているので、全員を100%の力で対応できないのは、当然のこと。
でも一方でお客様からすると、営業マンが追わなければ、忘れてしまう。
いやいや、メールマガジンを送っているから、追っているよ。
そういう方もいると思いますが、そのメールマガジン、開封率も調べてみたでしょうか?
メールマガジンは手軽に、低コストで一斉に配信できるため、非常に便利です。
ただ、いっぽうでそのような便利なツールだからこそ、業種関わらず、多くの業者が使います。
きっとあなたも、メールマガジンが多すぎて全部見ていないのではないでしょうか?
メールマガジンはこのような致命的なデメリットがあります。
別の話になりますが、昨日、ある会合で隣の席の方とお話をしました。
昨年、工務店が建てた新居を購入したそうです。
購入するまではしょっちゅう営業マンから連絡があったのに、購入してからは1回も連絡がない。
「せめて半年に1回位連絡をくれれば他の人を紹介するのにもったいないねぇ」と言っていました。
おそらく全国の不動産・住宅会社の90%以上がこのような状況になっているのではないでしょうか。
私も勉強のために不動産・住宅会社の人に何件か問い合わせをしましたが、定期的にコンタクトをくれる会社は1社だけでした。
他の会社はもうどこに問い合わせをしたのか、忘れましたね。
お客様は忘れるものです。
電話にかぎらず、お客様と定期的に接触するしくみを作って、その時が来たら相談が来るような関係づくりをする。
今まではモノ中心でしたが、これからはヒト中心で商売を考える必要があると感じています。
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