サイト制作・リニューアルで大切なことはサイトの外にある
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
PCサイトの制作や、リニューアルだけでも一苦労。
しかし、ここに来てスマホサイトも制作・リニューアルが必要だ。
しかし、何からやっていいのかわからない。
もしあなたがそんな状況だったらきっとこの記事が役に立つはずです。
ぜひ読んでみてください。
大切なことはサイトの外にある
まずはサイトのリニューアルであれば、リニューアル対象のサイトを見ないこと。
サイトの構築であれば、参考になるサイトを見ないこと。
初めからサイトそのものを見てしまうと、細かいところに目がいってしまい、重要な部分がすっぽりと抜けてしまう。
大切なことは目に見えない、なんていう格言があると聞いたことがありますが、まさにその通り。
サイトはあくまで道具であり、道具を使う対象、つまりサイトの外を見ることが大事です。
でもサイトの外を見ることが大事と言われても、いったい何を見たら良いのか?
そこで見るべき5つのポイントをブログに書きました。
いきなり釘を打つ頭領に家づくりは任せられん!
1 誰が見に来てくれているのか?誰に来てほしいのか
まず、サイトに来てくれているユーザーはどんな人なんでしょうか?
ユーザーについて思いをめぐらしてみるのが一番目です。
女性が多いのか、男性が多いのか。
20代が多いのか、30代が多いのか。
家族構成はどうなっているのか?
奥様は主婦なのか、共働きなのか。住宅にどんな夢を持っているのか?
ご主人は、どんな仕事をしているのか?住宅はどんな位置づけなのか?
例えば共働きのご家庭であれば、お二人とも忙しい。
サイトリニューアルでは探しやすく、見やすいとことが大切になってきます。
2 他に沢山不動産会社があるなかで、なぜ貴社のサイトから問い合わせを行うのか?
「どうしてうちなんですか?」
普段、聞かないと思いますが、是非契約したお客様に聞いてみてください。
明確に応えてくれる方は少ないと思います。
でも薄れ行く記憶を頼りに思い出して、何かしら応えてくれるはずです。
しかし、実は記憶に残っていることこそ、貴社の強みです。
それがお客様に伝わって、残っているわけですから。
例えば、
「○○エリアの物件数が一番多かったから」
「しっかり写真を載せていて、見やすかったから」
という答えがくれば、他のお客様も同じように感じている可能性が高い。
3 他社はどんなサイトを作り、打ち出しているのか
他社はどのようなサイトを作って、アピールしているのでしょうか?
物件数を押しの会社が周りに多ければ、同じ物件数で勝負しようとしたら競争になります。
果たしてそこで戦うべきなのか。
それを調べます。
そして集客しやすいところで集客しよう、という訳です。
調べ方で手っ取り早いのは、
・他社のサイトのTOP上部に何が書いてあるか
・リスティング広告の広告文で何を訴求しているか
を読み取ることです。
4 自社をどんな立ち位置の会社として認識してもらうか
2と3の結果をまとめる段階です。
比較表みたいなものを作るとわかりやすいですかね。
横に社名、縦に項目。
そこから自社と他社を比べてみるわけです。
自社が持っていて、他社が持っていないものは何か。
それが見つけられると、次のステップがやりやすくなります。
5 打ち出すポイントはどこか?
最後に、サイトを作り込む時に、何を中心に作り込むか、というところに落とし込みます。
4のステップで、立ち位置が明確に異なっていれば、打ち出すポイントはわかりやすくなります。
たとえば、他社が物件数で勝負してくるのであれば、自社は新着のスピードで勝負する。
他社がエリアが広範であることをうたうのであれば、自社は限られた狭いところで勝負する。
全ての部分では勝てないので、勝てるポイントを探し、そこに集中的に資源を投下すると集客に成功しやすくなりますね。
以上を踏まえ、5までたどり着いた時に、初めてサイトのイメージに取りかかる。
ここまで考えていると、設計図ができたことと同じ。
あと設計図通りに作れば迷うことはありません。
社内なり、社外のパートナーを交え細かい詰めをするだけです。
サイトの制作、リニュアールといっても、大切なことはサイトの外にあります。
もし、あなたがサイトの制作、リニューアルをするのであれば、まずはサイトの外のことを考えてみてはいかがでしょうか?
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