不動産・住宅業界の人材不足解消の答えは?

娘2人育てながら成約数トップ
2018年3月8日の日経産業新聞に大京のマンション販売課長の記事が掲載されていました。
娘2人育てながら成約数トップ
お子様が2人いるため、9:00から17:30まで時間厳守の勤務体系。
それにもかかわらず、売上上位の常連。
記事を読めば様々な工夫をされていることがわかりますが、すごいですね。
時間的な制約があるからこそ、逆に様々な工夫をされているのでしょう。
不動産・住宅の営業を女性が行うことのメリット
不動産の営業を女性、特に働くママがするというのはとても理にかなっていると思います。
・家を購入した後に、家を使うことが多いのはママ。ママ目線で物件の良さを伝えたり、利便性を伝えることができる。
・財布を握っているのは女性。女性同士だと共感しやすい。
・男性よりも柔らかい印象を与えるので、お客様の警戒心が少ない。
子育てしたらフルタイムで働けない、と悩むママはとても多く、正社員からパートやアルバイトに切り替える人が多いんですね。
そうしたかたは大企業で正社員をしていた方で、優秀な方たちが多いのでもったいないと常々思っています。
そして、そんな人にはぜひ不動産の営業をやってほしい。
働くママが増える時代になっていくことはまちがいないでしょう。
だから働くママ目線で物件の魅力や利便性、街の住みやすさを伝えれば、それに共感して家を購入したいと思うご家族、とくに働くママのいるご家族は多くいるはずです。
働くママを不動産・住宅会社が採用するために
ただ、業界的に女性の活躍が遅れています。
・不動産・住宅業界へのイメージ
・女性へのマネジメント
・勤務体系
以上を変えていかないと、なかなか働くママは不動産業界に飛び込んでこないでしょう。
昔ながらの不動産業界のイメージはまだまだとても強く残っていると思ったほうがまちがいありません。
また、こうした働くママの採用が進むことで、業界イメージが改善されることも業界にとってプラスになっていくでしょう。
不動産業界も人手不足の世の中になっています。
人材不足に悩む不動産・住宅会社様にはぜひ働くママを受け入れる体制を作っていってもらいたいです。
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