工場見学と注文住宅で気づいた安心の伝え方

先日、明治の坂戸チョコレート工場を見学しました。
工場見学は子育て世代の家族に人気で、今ではビールやお菓子、文房具などさまざまな工場を見学できるようです。
私の時はヤクルトと醤油くらいだった記憶です。
明治のチョコレート工場は特に人気で土日などは1ヶ月前くらいに予約が必要です。
工場に向かうと、さっそくカールおじさんがお出迎え。
今ではカールは西日本でしか買えないそうです。そういえばスーパーで見なくなりましたね。結構好きでした。
実際の工場ラインを見学すると、、、
参加してみると内容はとてもシンプル。
明治の簡単な社史や商品説明をスライドで上映。そのあと工場見学です。
普段、食べているチョコがこんな大きな工場で作られているんだなと、子供だけでなく大人も興味津々な眼差しで生産設備を見ていました。
そして見学が終わると、お待ちかねのお土産と試食、他、期待していたのですが昨今のコロナウイルスの影響で試食はなしでした。
それでもチョコやグミのお土産をもらって参加者はみな大満足の表情でした。
明治としては、工場見学をしてもらうことで、自社のブランディングを強化する効果があるのだと思います。
見える基礎、見えない基礎
まったく話は変わりますが、先日注文住宅の営業の方によく使う営業のやり方を伺いました。
商談中の方には必ず、他の施主様の建築中の家を見てもらうそうです。
そこで基礎など建築されると見えない部分を見せて、手抜きなどせずに作っている様子を見せる。
ここからが重要だそうで、その帰り道に、必ず他社の建売住宅の前を通るそうです。
特にどんな基礎になっているのかは作業者しかわからないということを指摘し、できるだけ建築工程の見える注文住宅を選んでもらうようにしているそうです。
実際に作っている過程を見てもらうと
明治の工場見学と注文住宅の話で共通するのは見えないものを開示している、というところ。
安心や信頼というのは口頭で伝えたり、スライド、ボードで見せてもなかなか伝わらないものです。
実際にお客様のために作っている過程を見せることが大事なんだと気づいた次第です。
すでに実施している工務店さんも多いと思いますが、施工に自信がある、職人さん、設計のレベルが高いことを伝えたいのであれば、実際に施工している姿、職人さんの仕事ぶりを見てもらう取り組みを設けてみてはいかがでしょうか?
他社と差別化しづらい昨今、楽に当てられるホームランはありません。
こうした積み重ねが差別化につながっていくはずです。
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