社内には眠れる資産が存在する
- 2016.03.11
- 営業
こんにちわ。
追客力のたろうです。
先日、ある会社の営業マンと出会いました。
インターネット広告を販売している30歳前後の男性です。
いろいろな商品を営業されたのですが、その後、ひょんなことから彼の身の上話になりました。
新卒からその会社に入社し、今は3つ目の部署。
しかし、その部署で営業しているサービス自体は完全に市場が飽和している。
にも関わらず目標は昨年対比で2割増し。
その目標が設定されて、モチベーションが一気に下がってしまったそうです。
同じことをやっているのに昨年の1.2倍の売上を稼がないといけない。
なんとか頑張れば達成できるかもしれませんが、彼はルート営業のみで新規は営業できないそうです。
では、手持ちのサービスは増えているかといえば、特に増えていない。
そんな状況で1.2倍にするというのは、無理だろうということでした。
彼は市場が伸びていた時には、かなり売上をとっていたそうです。
それこそ、テレアポをガンガンかけて、どんなことをお客様から言われても、怯むことなくひたすらかけ続ける。
そして、契約を取ってきていたそうです。
しかし、市場が飽和して既存顧客対応に役割が変わり、今のようになってしまったということ。
個人の適正と企業の営業戦略。
彼の場合、新規を獲得することに喜びを感じるタイプなのだと思います。
一方で市場が飽和して新規が取れなくなってきたので、既存顧客対応に配置転換する企業。
きっと彼の適性を見極めて、会社としては新規部署、しかも市場が開拓できる新規の営業部隊に回すと能力を発揮するタイプなのだと思います。
そんな彼が既存顧客対応で、しかも新サービスがい状態で120%の売上を達成しなければいけない。
だからモチベーションが下がっている。
とてももったいないと思いました。
そして、彼のようにくすぶっている営業マンはきっとたくさんいるのでしょう。眠れる資産がいたるところにありそうです。
きっと弊社のサービスを彼に営業してもらったら、ガンガン取ってくるのではないかと淡い期待を持ちました。
そういったくすぶっている営業マンにジョインしてもらえるよう、発信していこうと思います。
-
前の記事
後でやろうと思っていたら・・・ 2016.03.09
-
次の記事
50人以上の生命保険の営業マンの中から選んだ一人 2016.03.14