大和ハウス工業の樋口会長の講演に参加しました
- 2016.01.29
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こんにちわ。
追客力のタロウです。
先日、大和ハウス工業の樋口会長の講演に参加できる機会をいただきました。
大和ハウス工業といえば、日本を代表するハウスメーカー。
どんなことを考えて事業を展開してきたのか、非常に興味があったのです。
話の仕方がとにかく惹きつけられました。
まずは幼少期の話。
すごくパワフルなおばあちゃんで、近所でも厳しくて有名なおばあちゃんだったそうです。
嘘やごまかしをしたら、倉庫の柱に縄で縛られ半日を過ごして反省をさせられた。
樋口会長が曲がったことが嫌いになる体験を爆笑ともに話されていました。
そして大和ハウス工業の創業者、石橋オーナーとの関係。
石橋オーナーからは人間教育への厳しさを学んだということでした。
そして、いい意味でびっくりしたのが、
「儲けを第一に事業を考えてはいけない。
世の中に役立つかどうかで事業を考える」
という考え方を石橋オーナーも、樋口会長もされているということでした。
流通店舗、物流施設、等など貪欲に事業領域を広げている大和ハウス工業。
儲かるからやっているのだと思っていました。
ですが、実際には社会に役に立つかどうかが先で、その中で儲かるかどうか。
その優先順位で事業を捉え、進めて来たそうです。
それでこそ社員も熱を持って働いてくれるようですね。
ちなみに、社内だけでなく今では生活に関わる社外の事業に投資もしているそうです。
そしてびっくりしたのが、大和ハウス工業はまだ中小から中堅企業でしかないという意識。
地球単位で考えると、まだまだ小さい組織だという認識だそうです。
売上3兆円の企業グループでそのように考えているトップはあまりないのではないでしょうか。
大和ハウス工業が強い、他とは違う理由を垣間見ました。
講演会後に知ったのですが、樋口会長は「熱湯経営」という本を出されているんですね。
読んでみようと思います。
講演会を通して事業を拡大するためには、その核となる思いというものが大切なんだなと感じました。
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