Facebookの個人アカウントとFacebookページの違い

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前回、Facebookページのインサイトの数字についての備忘の意味でブログを書きましたが、改めてFacebookの全体像をブログでまとめようと思います。

みなさんは普段、友達の投稿に対していいね!やコメントをすることが多いと思いますが、気に入った会社やサービスを見つけると、「いいね!」を押しますよね?

でも個人のFacebookと会社のFacebookってなんだか違いませんか?

そこで今回は個人と企業のページ(Facebookページ)がどう違うのかまとめてみました。

Facebook

【 個人 ⇔ 個人 = 友人 】

友達の関係なので、お互いに対等な関係です。

具体的にできることは下記の通りです。

・登録名称は本人のみ

・お互いに友人申請ができる。ただし友達は5,000人まで

・お互いにメッセージを送ることができる

・お互いにタイムラインに書き込むことができる

・Facebookから友達の推薦がされる

・ログインしているユーザーにのみタイムラインが公開される

 


【 Facebookページ  個人 = ファン 】

ファンの関係であるため、個人からのアクションに対して、Facebookページが答えていく関係です。

Facebookページができることは下記の通りです。

・企業名、サービス、店舗、商品名などで登録が可能。ただし、本人、代理人のみ登録可能。(なりすましは規約違反)

・個人がFacebookページに「いいね!」を押すことでファンとしての関係が始まる。ファン数は無制限

・Facebookページが個人のタイムラインに書き込んだり、メッセージを送ることはできない。自分のFacebookページの投稿への書き込み、受け付けたメッセージに対して返信することはできる。Facebookページへの書き込みは可能。

・インサイトが利用できる(ファン数30名以上)

・広告が利用できる

・検索エンジンの検索対象になる(SEO効果)

 

以上からわかるとおり、Facebookページは個人に対して能動的にアクションを起こせるわけではありません。

ただし、これまでの広告と違ってダイレクトにインタラクティブな関係を築くことができます。

これまでの広告は、CMや紙媒体等で一方的に企業からユーザーに対してメッセージを送っていましたが、その反応を直接見ることはできませんでした。

そんな中、Facebookページの登場により、企業は2つの大きなメリットを得ることができるようになりました。


1.CM、紙媒体のような莫大な広告費を投下せずとも、Facebookページで企業のメッセージを発信することができる。


2.Facebookページの投稿に対するファンの反応から、直接ユーザーのフィードバックを得ることができるとともに、双方向のコミュニケーションによりユーザーの信頼を得ることができる。

上記のメリットは特に、個人事業主や中小企業にとって大きなチャンスですね。

大企業が、これまでの成功体験や、ブランドイメージの毀損リスクを回避するために過去のマーケティングのやり方を抜け出せない中、コストをかけず自分たちのメッセージを直接伝えることができるからです。(とはいえ、ローソンやユニクロ、無印良品など大企業でももちろんFacebookを活用しているところはあります)

そして、ユーザーの共感を得られれば一気に口コミで拡散する可能性があります。

 

Facebookばかりではありませんが、ソーシャルメディアはこれまでと違った可能性を秘めているメディアであるため、更なる研究を続けていこうと思います。