高機能すぎて使いきれないMA

高機能すぎて使いきれないMA

先日、都内のある不動産会社さんに伺ったときのこと。

弊社の追客支援システムをご紹介するためです。

話を伺うと、すでに国内系のマーケティング・オートメーションを利用されているということでした。

それではそれで十分なのでは?と思っていたのですが、案の定、使いきれていないということでした。

 

WEB担当が活用するにはシナリオ設計からコンテンツ作成から、様々なことを準備しなければいけない。

営業担当が使うには操作が複雑すぎる。

 

そんな理由でメルマガを送っているだけの状態ということでした。

マーケティング・オートメーションを使っている会社様ではよく聞く悩みです。

マーケティング・オートメーションは不動産・住宅業界にとっては高機能すぎるのでしょうか。

 

※なお、マーケティング・オートメーションって何?という方はこちらの記事をご参考ください。

 

マーケティングオートメーション(MA)は住宅・不動産業界で活用できるのか 1

 

個人的な意見として、マーケティング・オートメーションは、営業が反響対応しきれない場合に利用するのがよいのではと考えています。

せっかくお金をかけて獲得した反響に対して、対応しきれないのはもったいないですからね。

ですが、やはり運用体制を構築する必要があるので、その分の人員は割かなければいけない。

営業担当を増やして人力で対応するのか、マーケティング・オートメーションを使い体制を構築して自動化対応するのか。

そのバランスを見て、導入する、しないを決めるべきかと思っています。

 

ただ、高機能すぎて使いきれない(現場の営業は特に)という課題があります。

営業企画のような方を置けばいいかもしれませんが、スピード感持って対応したい現場にとってはやはり営業が直接使えるようになるのが望ましい。

現時点ではよい解決策がないのが歯がゆいところですが、引き続きどうしたらいいのか考えていきたいと思います。