また行きたくなる、唯一無二の居酒屋
- 2016.03.04
- ユーモア

こんにちわ。
追客力の太郎です。
昨夜、とんでもない体験をしました。
場所はサラリーマンの聖地、新橋のとある居酒屋さん。
名前は「加賀屋」
古い雑居ビルの地下にある20坪もない、決して広くない店です。
ここが神秘的な空間でした。
店にはお客様がぎっしり。
それにも関わらず店長1人で切り盛りをしています。
普通に席に通されて、お酒を頼みます。
まず気づいたこと。
メニューがおかしい。
ジャポニカ学習帳にクレヨンで書いてあるメニュー。
とんでもないですよね。
しかも気になるのが、飲み物の持ってき方。
「え?なにこれ?」
わけがわからず、ビールをフランスで持ってきてもらうことにしました。
しばらくすると、フランス風の音楽がかかり出します。
するとマスターが画家の帽子を被って入ってきて・・・あれやこれや。
これ以上はネタバレになりますので、控えます。
続いて食べ物メニュー。
これもジャポニカ学習帳でクレヨン。
もう慣れました。大丈夫。
開いてみる。
これがメニューです。
セリフじゃありません。
きちんと1080円と書いてある。
「これください」
と言うのだと、マスターは怒る。
「しっかりメニューを全て読んでください」
そこで「ねーマスターけっこう〜〜〜」と全て読む。
そうすると、
「気持ちが全然こもってないから伝わりません、私は厨房にいるから声をかけるような感じで情熱的に頼んでください」
とさらにダメだし。
役者さながらで頼むと、マスターが出てきてハグをしてくれる。耳元で「そうか、わかったよ」と囁く。
店内全員が爆笑です。
広くない店内が一体となって、みんが1つの演劇を見ているような、そんな一体感。
それが終わると、マスターはクールに飲み物や食事を運んでくる。
このギャップがまた面白い。
そして、じゃあそろそろ帰ろうかな。
と、お会計が終わると、突然カエルの絵が出てきます。
絵の上にはちょこんと座った兄弟ガエル。
このカエルお見送りをしてくれました。
しかし、実は他にも兄弟がいるとのこと。
「いつもはバンクーバーにいるけれど、今日は特別にきてもらいました。」
と言うや否や、
マスターがカエル姿で突如出てきて、お客さんの席を回って、悪ふざけ。
今日一番の大爆笑でした。
いやー、面白い体験をさせてもらいました。
しばらく忘れられないでしょう。
教えてくれた阿部さんに大感謝です。
ここまで振り切ってエンターテイメント性を追求、発揮できるマスターに脱帽です。
そして、仕事につながる大きなヒントをいただきました。
楽しむ精神。
私も発揮していきたいですね。
今度は飲み物の持ってき方を日本でチャレンジしたいと思います。
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