勝つ人は勝つべくして勝つ ー勝って兜の緒を締めよー

勝つ人は勝つべくして勝つ ー勝って兜の緒を締めよー

こんにちわ。

追客力のたろうです。

 

先日、ある工務店さんのところに伺いました。

お話を聞くと古反対策をしたいということでした。

※古反・・・古い反響の略で、営業マンが追客できていない見込み客リスト

 

このような相談、たまにあります。

反響こないから昔のリストに対してなにか考えたい。

そんな相談がよく来ます。

 

しかし、この工務店さんは違いました。

なんと、既に反響は十分(いや十二分)に来ていて、営業が追い切れない状況。

しかし、その追い切れない反響の中に、実は契約の可能性があるお客様がいるのではないか、そこに対してなんとかできないか。

そんな相談です。

 

聞くと、その責任者の方は過去、反響が来ず、苦しんでいた時代があったそうです。

だから今反響が来ているのは、つかの間のことで、いつ反響が来なくなるときがあるかわからない。

だから、今うまくいっているときにこそ、手を打って起きたい。

そういうことでした。

 

これまで数々の不動産・住宅会社さんから相談を聞いていますが、成功しているとどうしても気が緩みます。

過去、苦労しても、成功すると、喉元すぎれば・・・という言葉もあるとおり、苦しかった時代を忘れてしまう。

俺のやり方が一番だ!と思って、他のやり方に接しても取り入れない。

そして慢心して自社ビルを建設したり、事務所を引っ越したり。

放漫経営を行って失敗。

そんな会社を経営コンサル時代からずっと見てきました。

しかし、このような、成功している最中に、危機意識を持って仕事をしている。

不動産・住宅業界で初めてそのような人に出会いました。

そのようなリーダーのもとであれば、メンバーも安心して全力で仕事に打ち込めそうです。

 

kabuto

 

「勝って兜の織を締めよ」。

言うのは簡単ですが、実行するのはなかなか難しい。

忘れないよう、胸に刻んでおきます。