定例MTGのレポート、よくわからないんだよね…

定例MTGのレポート、よくわからないんだよね…

先日、ある不動産会社のインターネット担当の方とお会いしました。

悩みの一つに現在の開発会社、リスティング広告代理店と定例の報告会があるものの、何をやっているのかよくわからない、というお話がありました。

以前、私がリスティング広告のレポートの読み方の勉強会をその会社様に開催したことがあるのですが、その時にご提供した資料が今でもバイブルになっているという、嬉しいお話をいただきました。

 

レポートを見てもわからない3つの原因

様々なリスティングレポートや保守改善レポートを拝見していますが、レポートを見てもよくわからない原因は、ほとんど以下の3つに絞られます。

1 代理店がデフォルトのレポートしか提出しせず、改善点を見つける個別レポートがない

2 レポートが比較・分析するために集計されておらず、ただの数字の羅列になっている。

3 レポートで使われる用語にカタカナが多すぎて、よくわからない。

3については、カタカタ用語集を必ずレポートの最初、あるいは最後に付けてもらえば良いでしょう。そのように依頼すれば一般的なWEB用語についての解説メモを入れてもらえます。

 

よくわからない場合の対処法 わからないと正直に伝える

1と2について、どう解決していけばよいのでしょうか。

体裁が悪いかもしれませんが、分からないことは分からないと伝えることです。

具体的には「私の勉強不足もあると思いますが、今回の報告の内容ですと、どこをどう改善していいのか判断できません。判断ができるような形のレポート報告を次回からしていただけますか?」と伝えてください。

中には嫌な顔をする担当者もいるかもしれませんが、継続して改善していくためには、WEB会社とあなたが強力していかなければ難しいのです。

WEB会社は貴社のビジネスを完璧に把握しているわけではないので、施策の判断はあなたが行う必要があるからです。

 

それでも改善されない場合には

何度伝えても変わらない、という場合もあるかもしれません。

その場合には、他の会社に変更することをチラつかせてみましょう。

例えばリスティング広告ならYahoo!だけ他の運用会社に変更しようと思っている、と伝えてみましょう。

運用会社としては、「このままではまずい!」となるはずです。

それでも変化がないようであれば、、、

運用会社にとって、自社は重要な顧客ではない、と判断してもよいかもしれません。

他の会社に変更すればいいでしょう。

変更がしにいくいケースの対処法

先方の担当者と仲が良くて、波風立てたくない、という場合。

その担当者の成長のためにも現状の運用に対する評価を嘘偽りなく伝え、一念発起してもらった方が良いと思います。

また、開発会社などは実際に変更すると移行に労力がかかるという課題もあるでしょう。

その場合は、小さな仕事をまず新しい会社に依頼し、その仕事ぶりに満足できるようであれば全面移行すればよいでしょう。

ただし、十分に検討して決断してください。

 

最後に耳の痛いお話かもしれませんが、少なからずご自身がWEBに詳しくなる必要があることも付け加えておきます。