マーケティングオートメーション(MA)は住宅・不動産業界で活用できるのか 3

マーケティングオートメーション(MA)は住宅・不動産業界で活用できるのか 3

こんにちわ。

追客力のたろうです。

 

マーケティングオートメーション(MA)は住宅・不動産業界で活用できるのか、第3回目です。(シリーズ最終回)

 

前回までのはこちら。

マーケティングオートメーション(MA)は住宅・不動産業界で活用できるのか 1

マーケティングオートメーション(MA)は住宅・不動産業界で活用できるのか 2

 

今回はマーケティングオートメーション(MA)を成功させる3つめ(最後)の成功ポイントです。

それはズバリ、体力があるかどうか、です。

 

3 体力があるかどうか

体力があるかどうか。

具体的に言うと、人とカネです。

もっとわかりやすく言うと、

人 ・・・ MAを責任をもって推進できる人がいるか

カネ ・・・ MAの導入費、運用費は当然のこと、コンテンツの作成費用、コンサルティング費用を支払う財務余力があるか

です。

 

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マーケティングオートメーション(MA)は住宅を建てることに似ています。

様々な専門家が集まって、知慧を出し合い、制作物を作って形にしていきます。

その時に絶対に必要なのは現場監督です。

責任をもって最後まで作り上げる現場監督がいなければ、成功できません。

作り上げたとしても住みにくい(意味のない)家ができるだけ、というのは理解いただけると思います。

そして、住宅との違いは、マーケティングオートメーションは作って終わり、ではなく現場監督が住み心地をヒアリングしながら継続してリフォームをしていかなければいけない、ところです。

なので、ぜったいにやり遂げるという推進者が必要です。

大体、マーケティング部門の担当者がその役目を追うことになりますが、なかなか成果が出ないと組織からの影響で続けられなくなる、というような減少も起こります。

役員クラスでの推進者がいることが望ましいのではないでしょうか。

 

続いてカネです。

マーケティングオートメーションの導入費、運用費は当然かかります。

ここは意外と低額でできます。

ただ、継続してコンテンツを作り、メールマガジンの発信をしていく必要があるので、その制作費用が継続して発生します。

さらに、多くの場合、マーケティングオートメーション導入、改善のためのコンサルティングが必要なので(複雑なため)、その費用も見込んでおかなければいけません。(中には運用費に含んでいるところもあります)

そう考えると最低でもキチンと成果があがるまでにうん百万円は見積もっておくことが必要になります。

 

以上をまとめると、不動産・住宅業界においてマーケティングオートメーション(MA)は一部を除いて中堅、大企業向けのサービス、というのが個人的な意見です。

一部を除いて、というのは役員クラスの人間がITとマーケティング、営業に詳しく、さらに社内で制作もできる会社であれば中小企業でも成功できるのではないでしょうか。

情報は仕入れつつも、自社で運用しきれるのか、成功できるのかという視点で導入を検討していただきたいです。

 

なお、弊社の「アポジョーズ」は月々数万円で導入できます。

やはりこういったサービスはやってみないとわからない、という面がありますので低額でできるようにしております。

逆に言えば、途中でサービスを停止してもあまり影響がない、ということですね。

とはいえ9割の会社様では継続して使っていただいますので、そこそこ評価いただいているようです。

営業担当やマーケティング担当に負担をかけることのない、使いやすいサービスに向けて、ブラッシュアップしていきます。