勝負に勝つためには、武器が大事。でももっと大事なものは?
こんにちわ。
追客力のたろうです。
先日、ある電鉄系の不動産会社様へ訪問しました。
お話うかがうと、HPからの問い合わせは多く来るけれども、そこからのアポイント率、歩留まりがあまり芳しくないということでした。
ただ、よくよくお話を伺うとそれ以外のところでの歩留まりは非常によいということでした。
その中でも一番印象に残った話。
それは、1件1件近隣を営業マンが回るときに、ドアを開けてくれる割合が非常に高い、ということでした。
普通、戸別宅の訪問をすると怪しまれてドアを開けてもらえません。
成功率は数%ではないでしょうか。
ですが、この電鉄系の不動産会社の営業マンが個別宅訪問をするとかなり高い割合でドアを開いてしっかりと話しを聞いてくれる、とのこと。
なぜかといえば、線路の拡充とともに地域の発展に貢献してきたので、変なことはしない、安心感があるからということでした。
だから、ローカル駅ほど歩留まりが高く、ターミナル駅ほど新しい人が多いので、歩留まりが厳しいという状況だったようです。
これを読んで、鉄道系だからそりゃそうだろう、と思った方は多くいると思います。
大きな資本を投下して、街づくりからやってきているのだからできること。
うちじゃできないよ、と。
大里総合管理という千葉県の大網にある会社をご存知でしょうか?
http://www.ohsato.co.jp/
カンブリア宮殿でも取材された会社です。
地域のために、を掲げ大網に住む人で知らない人はいない、というくらいの会社。
駅前の交通整理まで社員がやっているそうです。
そこまでやってくれる会社であれば信頼できる。
地域の住民は不動産のことがあれば、まずはこの会社に相談するようになっている。
もちろん電鉄系の会社ではなく、いち不動産会社がやっていることです。
弊社では追客を協力にサポートするシステムを提供していますが、あくまで武器に過ぎません。
成功できるかどうか、最後はそれを使う人にかかっています。
逆に武器は貧相でも、訓練された人間であれば戦いに勝てます。
最後は人の勝負。
ビジネスで言えば、会社、そこで働く人。
弊社自身も肝に銘じます。
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