Yahoo!リスティングは良いのに、GoogleAdWordsは悪い? 媒体の向き不向き
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
先日、不動産会社さんに行ったときにこんなことを聞かれました。
「リスティング広告を代理店に任せている。Yahoo!リスティングはうまくいっていて、獲得単価(CPA)も良い。
一方でGoogleAdWordsはCPAが良くない。代理店もいくつか変えたけれど、どの代理店に任せてもダメ。
どうしてなんですかね?」
これ、とても面白い題材だと思うんです。
巷では、
Yahoo!で検索する人はネット初心者、女性の利用者が多い。
Googleで検索する人はネットに強い人が多い。
そんな認識をされています。
私自身もクライアントに言います。
今回のケースで言うと、その不動産会社さんのホームページはYahoo!で検索する人にマッチしていて、Googleで検索する人にはマッチしていない。
その結果、GoogleAdWordsの効果がよくない、という結論を代理店がしているということでした。
でも、果たして本当にそうなんでしょうか?
私もいくつかリスティング広告の運用をしていますが、Googleだけが悪い、あるいは逆にYahoo!だけが悪いという状況、ほとんどありません。
あるとすると、ある時期はYahoo!がよいか、ある時期はGoogleのほうが成績がよいという状況。
もし、Yahoo!とGoogleでユーザー層が有る程度決まっていて、刺さるホームページが決まっているのであれば、こんな現象は起こらないと思っています。
ではYahoo!のほうが成績がよく、Googleのほうが成績がよろしくない理由はなんなのか。
私の個人的な見解としては、代理店がGoogleが独自で出来る機能を利用していないのではないか?というものです。
例えば、GoogleAdWordsとGoogleAnalyticsを連携させることにより、キーワード毎に、クリックした人が何ページ見てくれたのか、何秒滞在してくれたのか、ということがわかります。
他の不動産会社のリスティング広告代理店が、こういったデータを分析して、予算や入札単価の調整をしていたら、濃いユーザーを取られてしまうことになる。
その結果、GoogleAdWordsのリスティングの獲得単価が悪化している。
そんなことが起こっているんではないかと思います。
性能、出しきってる?
こういった分析ができるかどうかは、代理店の運用レベル、また広告予算によって変わってくるとは思います。
分析するだけで手間がかかるし、それが代理店にとってはコストになるわけですから。
いろんな都市伝説が徘徊していますが、それが真実かどうかは謎です。
そんな時は、同業他社の状況等も聞いてみると、参考になるかもしれませんね。
あなたが良き集客パートナーと出会うことを願っています。
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