同じ追客でも心構えが違うだけで印象は正反対
- 2015.10.09
- 追客

こんにちわ。たろうです。
最近、いろんな会社の追客にアンテナが立っています。
追客の目的の一つは、お客様に忘れられないことです。
ただ、忘れられないために行うことでとても象徴的な出来事がありました。
ある生保営業マンの工夫
交流会である生命保険の方と名刺交換をしました。
その方の名刺はラミネート加工がされていて、ちょっと目立つ感じ。
理由を聞いてみると「覚えてもらうためにいろいろと工夫をしているんです。」ということでした。
後日、名刺を整理しようとしたところ、この方の名刺は他の名刺よりも大きいので気になって目にしました。
「あ、こういうことか」と納得。
再びその方を思い出しました。
しかし、ここで一つの問題が。
名刺が通常よりも大きいので名刺ファイルに入らないのです。仕方がないので、机の中にしまいました。
その他大勢から抜け出すためにやったのかもしれません。
が、残念なのは整理する人の気持ちをあまり考えていないのでは?と思ってしまいました。
2ヶ月遅れでお祝いのハガキを出してきた事務代行サービスの営業マン
一方で、しばらく連絡を取っていないある事務代行サービスの会社の方がいました。
ひょんなことから私の会社のサービスについて掲載された2ヶ月前の新聞記事を見つけて、私にお祝いのハガキを送ってくれた。
2ヶ月前の記事に対してのお祝いの言葉なんて遅いよ・・・。
そう思うかもしれませんが、ちょっと普通とは違いました。
そのハガキは京都の和紙でできたもので、今まで受け取ったことのないハガキです。
リアルタイムのお祝いではありませんでしたが、その心のこもったお祝いにとても好感を覚えました。
気持ち、こもってる?
両方とも覚えてもらう、という目的のためにやっていることかと思いますが、私の印象はまるで違いました。
ひとえに追客といっても、姿勢、心構えでその結果は大きく異なるのだと、反省するよい体験をしました。
みなさんの会社ではいかがでしょうか?
何かのヒントになれば幸いです。
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