恐竜博で気づいた、人を駆り立てるモノ
連休を利用して息子と東京上野の国立科学博物館で開催されている恐竜博に行ってきました。
9月の三連休の最終日でしたが、ものすごい行列。
10:30に到着しましたが、実際に見れたのは12:15からとディズニーランドに劣らぬ人気ぶりでした。
親子連れはもちろん、大人の男性一人や男女ペアといった様々な方が並んでいました。
夏休み前からやっているのに、ものすごいですね。
何が人を駆り立てるのか?
恐竜博の詳細は、実際に観に行っていただくとして、どうしてこんなにも人は恐竜に引き付けられるのでしょうか?
私の私見にはなりますが、そこにロマンがあるからではないでしょうか。
同じ地球という星で、太古の昔に人間とは全く違う生物がいた。
そしてその証拠が土の中から実際に掘り出されている。
そこから想像力で恐竜時代を思い描き、さらなる謎を解明したく人々を駆り立てている。
人の想像力を大いに刺激していることが、人の興味を引き付ける理由だと思っています。
想像力を駆り立てる。
とてもすごい力がありますね。
住宅購入にも当てはまります。
住宅と想像力
竣工していない住宅を購入してもらう場合、お客様に実物を見てもらうことができません。
だから理想の住まいを思い描いてもらうことが大切で、これが簡単なようで難しい。
例えば、住宅建築の場合であれば、玄関を開けた時の視界やにおい、廊下を歩いているときの足音、リビングの床の触感など、五感に訴えかける言葉、ストーリー。
ハウスメーカーや工務店の方には言わずもがなだと思いますが、ここが営業担当のトークの魅せどころです。
想像力を刺激できるプロの提案を
画像や動画も想像力を刺激する強い方法ですね。
なお、意外とあるのが、WEB上の画像やキャプションには力を入れているけれども、反響後に送付するメールや資料は想像力を刺激しないものになってしまっているケース。イベント案内などその最たる例です。
なお、売買流通についても、物件を見せるだけの営業では今後通用しないでしょう。
プロとして、お客様のニーズを把握し、お客様が無意識に持っている理想の住まい像を刺激する提案。
情報が溢れているからこそ、そうした想像力を刺激するプレゼンテーションが求められます。
偉そうに書いていますが、恥ずかしながら弊社のメールや資料などはまだまだ想像力刺激不足。
まずは隗より始めよ。
弊社自身、見直してみようと思います。
-
前の記事
不動産会社を救う「本気の地域密着」 2019.09.18
-
次の記事
前代未聞のメールマガジンを作成代行したら 2019.10.03