LINE@ビジネスセミナーに参加してわかったこと
- 2013.05.31
- WEBマーケティング マーケティング
これからLINEを利用したビジネスが本格化すると思い、LINE@ビジネスセミナーに参加してきました。
参加競争率2倍。
直接、お客さんにならなそうな私が参加できるのは、きっと参加者をくじ引きとかで決めてるからでしょう。
公平な態度に感謝。
LINE@は2012年12月から始まったサービスで企業がアカウントを取得して、ユーザーに販促ができるサービスです。
LINEって、若い人だけが使うイメージありませんか?
私もそう思っていました。
ただ、実際は違うみたいです。
10代、20代がもちろん多いんですが、30代が25%、40代が15%と全ての年代で利用されてるんですね。
で、利用人口は日本で4,500万人、うち、LINE@を使っているのは約6割の2,700万人。
LINEはメッセージと無料電話だけかと思ってましたが、みんな企業アカウントと友達になるのが嫌じゃないみたいです。
さて、ではLINE@で何ができるか。
>できること
1.企業アカウントを作成して友達を作ることができる
2.友達になったLINEユーザー対してプッシュ式にメッセージを送ることができる(他サイトへのリンクOK)
3.LINE@のサービスの1つであるPRページを作成してクーポンなどを発行できる。
>できないこと
1.個別の友達とのメッセージのやり取り。(条件を作って自動返信はOK)
2.ECサイトの商品ページや会員登録ページへの直接誘導 (トップページやキャンペーンページはOK)
3.アプリのダウンロード請求
(このへんはLINE@ガイドラインというものに詳しく書いてあります)
・・・
使い勝手があんまりよろしくないですね。自由度が低い。
担当者にそのことを言ったら、このLINE@はLINEでも最も力を入れている事業で、今後様々な機能追加がされるので楽しみにしていてください、とのこと。
さすがに期待を持たせます、、、けどじゃあ、今からやるのは時期尚早ですかね。
そんな風に思っていたら、担当者からこんな説明がありました。
「LINE@と友達になったユーザーのうち、企業アカウントからメッセージを読んだ割合が6割以上で、実際にメッセージ内の割引クーポンを使ったユーザーの割合は30%以上です。」
・・・すごい反応率!!
ついさっきまで、まだ利用しなくていいのかなと思っていたのに、しっかり、サンドイッチ話法でネガティブ情報を薄めてくるところが、テクニシャンですね。なかなかよいプレゼンテーターです。
そして第二部で実際にネイルアートの会社でLINE@を運営している担当者が活用事例を披露してくれました。
いろんなこと言われたんですがビジネス的には、LINE@を使って稼働率が75%くらいから90%近くまで伸びた。
ネイルアートの店の稼働率の算出方法は知りませんが、伸び率で考えると相当凄いアップです。
そして最後にLINEの担当者から一言。
「まだ始まったばかりのサービスで、まだ企業アカウントは少ないです。
まだブルーオーシャンなので今がチャンスです。
企業アカウントが増えると、友達になってもらうのが難しくなります。
では、いつ始めるの?今でしょ!」
そんなドヤ顔で言われなくても、すぐに使ったほうがいいのは理解できましたので、安心してください。
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアでは既に企業アカウントはありますが、それらと同じ位置づけとしてLINE@は即効性のある有力な集客ツールの一つになると思います。
不動産業界でのうまい使い方はまだ思いつきませんが、外食、小売等、店舗形態の事業にはピッタリなんじゃないかと思います。
利用するには月額5,000円がかかりますが、今なら3か月無料で利用可能、もちろんその間に利用停止もできるので、お店関係の仕事をしている会社さんは使ってみてはいかがでしょうか?
自分が店舗のオーナーだったらとりあえず使ってみたいですね・・・。
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