リスティング広告で絶対に押さえておきたい「品質スコア」とその改善方法

リスティング広告で絶対に押さえておきたい「品質スコア」とその改善方法

こんにちは。

不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。

 

先日は、リスティング広告を始めたばかりの会社がクリック数が足りない時にできることを書きました。

リスティングを初めてクリックが全然ない!どうする?

 

その中で、品質スコア(品質インデックス)について言及しましたが、品質スコアについて記事を書いたことがありません。

品質スコアとはなんなのか、品質スコアがなぜ大切なのか、そして品質スコアを改善するためにはどうすればいいのか、書こうと思います。

(今回はGoogleAdWordsの品質スコアの場合に絞ります。Yahoo!リスティングの品質インデックスもほぼ同様とお考えください)

 

リンゴ

品質チェックしてますか?

 

品質スコアとは

品質スコアとは、キーワードごとに決まる、通信簿みたいなものです。

10段階で表現されます。こんなところも通信簿にそっくり。

はじめは真ん中の5から始まりますが、いろんな理由を経て8になったり、はたまた3になったりと変動。

そして入札に応じるタイミングの品質スコアで、勝負していくわけです。

ではこの品質スコアがリスティングにどう影響してくるんでしょうか?

 

品質スコアは何故大切なのか

品質スコア×入札単価=広告ランク

この広告ランクによって、広告の掲載順位が変わります。

例えば「横浜 マンション」の品質スコアが3で入札単価が100円だと、広告ランクは300。

しかし、「横浜 マンション」で品質スコアが9で入札単価が50円だとすると、広告ランクは450。

後者のほうが上位に表示され、かつ、入札単価が抑えられる。

ウハウハです!

 

こんな理由なので、品質スコアは大切なわけです。

こんなおトクな品質スコア。

どうやって上げていけばいいんでしょうか?

 

品質スコアを上げるためには

品質スコアをアップさせるためにやるべきことは決まっています。

Googleは検索したユーザーのニーズに適っているサイトを上位に表示させたい、という思想を持っている。

それを常に念頭に置いて具体的に説明します。

 

1.キーワードの過去のクリック率

これが品質スコアを決める一番大きな要素。

クリック率が高いということは、多くのユーザーが欲しているから、というり理由です。

クリック率の高いキーワードは品質スコアが高くなります。

 

2.広告グループ内のキーワードと広告の関連性

具体的に言ってしまうと、広告文の中にユーザーが検索したキーワードが含まれているか、ということです。

検索されたキーワードが広告文に入っていればユーザーのニーズに合致している広告、と判断され品質スコアが高くなります。

 

3.広告の過去のクリック率

キーワードの過去のクリック率との違いに注目してください。

広告の過去のクリック率。

具体的には広告グループという単位でクリック率が高いかどうかということになります。

 

4.リンク先ページの品質

Googleは広告のリンク先ページを読んで、採点をつけます。

その時の点数が品質スコアに影響する、ということです。

具体的に言うと、リンク先のページにキーワードがどれくらい含まれているのか、広告文に記載していることがページに掲載されているか等々。

検索ユーザーがページにたどり着いた時に、意図したものがページにあるかどうかをGoogleが判断している訳です。

 

以上です。

それぞれ、どんな構成割合で判断され、スコアに反映されるかはベールに包まれています。

が、まず第一にやらなければならないことはキーワードのクリック率をアップさせること。

この1点に絞って、品質スコアのアップをしてみてはいかがでしょうか?