集客全般は好調なのにリスティングの反響が少ない理由は?

集客全般は好調なのにリスティングの反響が少ない理由は?

先日ある工務店の担当者と打ち合わせをしたときのことです。

5月のHP経由の反響が過去最高ということでした。

例年、5月は落ち込むものの、4月よりも多かったということでした。

ただ、ちょっとおかしいところがあったそうです。

それはリスティングの反響数だけが減っているということだったのです。

 

それはちょっとおかしい、と広告代理店が作ったレポートを拝見させてもらうと、確かに反響数は少ない。

なんでだろうとレポートを他にも見てみると、スマートフォンへの配信が6割以上を占めていることがわかりました。

そこで、反響の中には電話反響も多かったのではないかと聞いてみたところ、その通りということでした。

以上のことから仮説ですが、リスティング広告の反響数が減ったというのは誤解であり、資料請求は減ったかもしれないけれど、代わりに電話反響が増えている可能性が高い、ということをお伝えしました。

 

スマホからの閲覧が多くなっているものの、電話反響を測定していないケース、よくあります。

不動産・住宅会社からすれば、電話してきたお客様のほうが熱い(リアルタイムコミュニケーションができる)ので嬉しいはず。

もちろん、間違え電話などもあるので、精査はしなければいけませんが、計測しないことには現状はわかりません。

リスティング広告はもちろん、アクセス解析などでも電話反響を計測の対象に設定していただきたいと思います。