売れるキャッチコピー、売れないキャッチコピー

売れるキャッチコピー、売れないキャッチコピー

こんにちわ。

不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。

マーケティングコンサルタントの藤村正宏さんという方がいらっしゃいます。

エクスペリエンスマーケティング(略称エクスマ)を提唱されていて、商品ではなく、体験を売ることを伝えていらっしゃいます。

 

o01400140269blog1294020946561

こんな方

私自身の勉強のためにも、藤村さんのブログを購読しているのですが、6/9のブログがとても実用的だったのでご紹介します。

伝わるキャッチコピー 16の法則

これを私なりに、不動産業界にあてはめた場合、どんな表現をするのか考えてみました。

 

1:安売り・値引きの法則

ただ安いというだけでは、今の消費者は反応しないし説得力がない。 

どうして安いのか? なぜお得なのか? その「口実」を考える。

不動産で言うなら、

「この物件、実は敷地の一部に電柱が立っているので、安いんです。ですが、日常生活には全く困らないところに位置しているのでお買い得物件です。」

「この物件、もう1年間買い手がついていない。建築会社がこれ以上、金利負担できない!ということで完全赤字処分することになったんです!」

 

2:ユーモアや個性を出して  訴求する法則

個性やユーモアがあると伝わりやすくなります。

社員をキャラクター化して値段の安さを出すなどの方法も考えてみましょう。

「社長、こんな土地を仕入れたら採算とれません!」

「何を言っている。この土地を他に取られてたまるか。買いだ、買い!」

 

3:セット販売の法則

考えるのが面倒、選ぶのが面倒というのは人間の心理です。

あらかじめ選んであげるという方法。

またセット販売は「量の割に安い」というイメージになります。お得感が出る。

「家具はもちろん、家電までセットでこの価格で家を買えます!」

「お車もつけてこのお値段です」さすがに、まだここまでやっている不動産会社さんは見かけませんね。

 

4:「カンタン」の法則

ポイントはカタカナで「カンタン」と書くこと。

漢字で「簡単」と書くと、カンタンそうに見えないのです。

「1分でカンタン申し込み♩」

 

5:具体的な数字の法則

数字はできる限り具体的にすることが重要です。

たとえば、100名以上というより113名。8割というより、82.3%としたほうが、説得力があり、信ぴょう性がある。

「弊社の住宅を購入された、86.9%のお客様にご満足いただいております。」

「これまでに726組のご家族のお住まい探しをお手伝いしてきました。(2014日6月10日時点)」

 

6:「希少性」の法則

人間はなかなか手に入らないものを欲しがるものです。

「当社だけの限定情報」というのは不動産会社の場合、使い古されてますね。

信憑性が大切です。

「10年以上不動産業を行っていますが、こんなよい条件の物件は初めてです。」

「売却主様のご希望により、ポータルサイトに掲載できない情報がここにはあります。」

 

7:ランキングの法則

今、何が売れているのか? どれが人気なのか? ランキングに興味があります。

消費者は人が買ったものを欲しがる性質がある。 それは安心だからです。

「横浜エリア人気ランキング」

「5月弊社ご案内ランキングTOP3」

 

8:パーソナライズの法則

ターゲットを限定することによって、自分に向けられたメッセージだということを知らせ、関心をもたせる。

「一度問い合わせを行っていただいたお客様だけにご提供している物件情報です。」

「来店していただいた方のみにご提供する情報です。顔と顔を合わせたことのある、本気のお客様にしかお見せできない情報です。」

 

9:「あなた、病気だよ!」の法則

現在の状況は病気だと気づかせる方法。

それを気づかせて、興味をもたせ、行動してもらう方法です。

上手くはまると、効果が高い。 でも怪しくなることもあるので、注意深く使う。

「まだ高い家賃を払い続けますか?」

「注意!今買わないともう買えない。人気の◎◎エリアの物件」

 

10:「隣の芝生は青い」の法則

他の人が成功したり、得したりしていることを訴求する。

自分だけ損をしているような心理になると、興味をもってくれます。

「家を買って得する人、損する人」

「家選びで成功できる人、失敗する人」

「家を買って金持ちになる人、貧乏になる人」

11:「お客さまの声」の法則

「えっ!こんなに変わるものなの・・・」(さいたま市在住 山川としこ様 )

「家、まだ買えないと思っていたら、買えちゃいました」(川崎市在住 日野様ご一家)

 

12:第三者の信用を利用する法則

よくある「店長おすすめ」という既成の表現では、本気ですすめているのが伝わらない。逆効果になる。

「店長も現場をみて驚いた!この物件の魅力」

「長年、物件情報を見てきたパートのとしこさんが欲しがる物件です。」

 

13:「消費者の視点を想像」の法則

消費者が欲しいと思ったとき、どういうことを思うか?

そういうことを考えてみる。

「家賃、もったいないな」

「もう太郎も小学生か」

 

14:「ターゲット」の法則

この商品はあなたと関係ある商品ですよ、ということを知らせる。

人間は自分に関係あるものしか、目に入らない脳の構造をもっています。

「予算3,000万円以下だけど、新築戸建てがほしい、わがままなあなたへ」

 

15:「認知的不協和」の法則

一般的な常識とはちがうことを言って、興味をもってもらう。

「家は今すぐ買うな!」

「太陽光発電は実はコスト高」

「住まい探しは物件で決めるな」

 

16:知らないことを教えてあげるの法則

人間は、知らないことを知りたいという好奇心があります。

だから「知っていました?」と問いかける、反応が良くなることが多い。

「知っていました? ~」「ご存知ですか? ~」

「知っていました?借金があってもローンは組めるんです」