「伝える」と「伝わる」の違いは、中学生を意識しているかどうか
- 2014.06.05
- WEBマーケティング 不動産
こんにちは。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。
ホームページを見ていると、
「弊社は製販一貫の家づくり」
という文言をたまに見かけます。
業界的には、施工と販売はそれぞれ別の会社で行っていることが多いので、
その対比で製販一貫という言葉を使っているわけです。
業者の人に見てほしいのか?お客様に見てほしいのか?
ホームページを業者の人に見てもらうのであれば、これだけで十分です。
経験豊富で業界のことを知っているから十分理解できる。
でも、ホームページをお客様に見てもらいのであれば話は違います。
お客様は購入経験はほとんどないだろうし、業界にも詳しくない。
だから、製販一貫と言われても、そのすごさとか、メリットはわからない。
もったいないです。
他にもまだまだある
こんな事例ほかにもまだまだあります。
新聞の折り込みチラシ、あなたは入れたことありますか?
私が最近受け取ったチラシ。
「この物件のサッシは、業界最高標準の●●等級を満たしています!」
これも伝わらない。。。
業者であれば、サッシに触れる機会も多く、●●等級という価値も理解できると思います。
ただ、一般のお客様が「●●等級を満たすサッシ」と言われるとどうなのか。
普段、趣味でサッシを集めたり、触ったりするのが大好きな人は別として、ほとんど触ることはない。
わからないわけですから頭の中は「?」が無数に発生してしまう。
そうなると何も情報を与えないのと変わらないことになります。(少なくとも記憶には残らない)
せっかく、紙面を割いて表現している非常にもったいない。
どうしたらいいんでしょうか?
読み手が中学生だと思って説明する
説明する時は、相手に前提条件を求めずに、中学生だと思って説明する。
それが伝える時に一番大事なことです。
たとえば、先ほどの製販一貫であれば、
「作って終わり、売って終わり、ではなく売った後もお付き合いするので、欠陥住宅は絶対に作りません」
たとえば、サッシの話であれば、
「8tトラックが家の目の前を通っても、昼寝が邪魔されません」
と書けば、中学生でもわかりますよね。
私自身も振り返って、特に意識はしてこなかったので、このブログも理解しづらいところが多々あるだろうな。
そう感じ、他山の石にしたいと思います。
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